大学(夜間コース)について

こんにちは。

先日自己紹介してから日が空いてしまいました。
今日は大学(夜間コース)について実体験を書きます。少し長めです。お時間ある時にどうぞ。

私はもともと高校卒業後は、なりたい職業を明確に持っていたため専門学校への進学を考えていました。

学費がたくさんかかることは知っていましたし、
特待生で入るしか安くする方法はないなーと思ってました。
なぜ学費に触れたかというと、私には1歳違いの弟がいます。二人分の学費がかかると親は大変ですよね。。。例え国立大学でも。。。
専門学校に行きたいと思っていながらら、ずっとそのことが頭にありました。

3年の秋、推薦入試とか時期の始まる前に面談があり、大学もどうにかないか相談したところ、担任の先生から、夜間コースはどうか?と教えてもらいました。

その夜に親に相談しました。
その先生が探してくれたのは関東の大学の夜間コースでした。まぁいきなり相談されたらビックリしますよね。大学に進学するような勉強もちゃんとやっていなかったので受かる自信はほぼありませんでした。

受験が終わってとにかくボロボロの筆記試験だったので大泣きしたのを今でも覚えています。

結果としては合格し、その大学へ通いました!

夜間コースに4年間通ってみた感想
①現役の高校生卒業の子がほとんど
②金銭的な家庭事情ありつつ、でも勉強したい子がくる
③昼間はアルバイトして生計立てる子多数
④アルバイトの量が多くて課題こなすのに四苦八苦
⑤サークル活動に参加できるかはサークル次第
⑥就活は昼間にあるのでアルバイトと調整必須

一つ一つ解説すると、
①、②これが夜間コースに来る人の大きな理由です。仲間意識が強くなりましたし、みんなで頑張ろう、助け合おうっていう風になりました。

③アルバイトは様々でした。授業が18時〜21時の2コマが多いので、18時までに大学に行けるようにやりくりしていました。

④大学一、二年生は授業数も多く、課題も多いので、アルバイトの時間を短くしたりして課題に取り組む時間を自分で工夫して作るしかありません。平日は21時まで授業、それからご飯食べたりお風呂入ったりしたらすぐ日付変わってしまいますし、夜遅くまで課題をやると翌朝のアルバイトの出勤に響きます。ここで調整力が身につきましたね。生計をアルバイトで立てるが故アルバイトがメインになりすぎて学校に来ない人も数名見ました。ここだけは学校に行く、単位を取るという強い意志が大事です。

⑤同級生の半数ぐらいはサークル活動を参加していたように思います。もちろん夜間コースの人間であること、アルバイトで生計を立てていて、サークル活動を主とすることが出来ない説明はしておいた方が良いです。もちろんアルバイトが何かでもこの辺は変わってきます。私は週末のサークルのイベントは、飲食店のアルバイトだったこともあり、参加はほとんどできない状態でした。が、年に一回の学園祭は参加するようにしていました!

⑥就活が始まるとアルバイトとのスケジュールを組むのが大変です。昼間にアルバイトしていることもあり、
アルバイトを休む=生活費が減る、
面接が来週と急遽連絡が来る=アルバイト先に調整を依頼する
ということになります。
学生アルバイトと分かっているのでアルバイト先は覚悟はしていたようですが、シフト作成で苦労されているのを痛感しました。こればかりは難しい。。。とにかく貢献できるようにアルバイトに入れる日は長時間入ったりして生活費との調整もしていました。内定を貰うまでは多少生活費の補充を親にお願いして乗り切りました。

まとめ
私は大学の夜間コースに行って良かったと思っています。同じような境遇の同級生と切磋琢磨し、助け合いながら勉強出来ましたし、アルバイトでも学生だけでなく、主婦の方の世代と一緒にお仕事して仲良くさせていただきました。知らない土地で学生をやると不安なわけですが、お母さん世代と過ごせたので、それはそれで楽しかったですよ。

就活も不安でしたが大学卒業見込みということで正社員募集で色んな企業を受けられます。専門卒だと私の場合、受けられる会社レベルが違うことに今となって気づいています。それだけでも未来が変わります。

今、世の中としては夜間コースを選ぶ人が減り、削減方向になっています。しかし、金銭格差はやはりあるし、大学に通わせたいけど断念しているご家庭もあると思います。選択肢の候補に夜間コースがあってもいいと思います。
学費については国立と私立で違ったりするようですので、その大学の夜間コースの学費をHP等で調べて正確な情報を得られることをお勧めします。

私は国立大学だったので昼間の半額でした。
奨学金も借りることが出来て関東を例にすると

学費年間 入学約14万+授業料約27万×4年間+α
(αは教材費等)
生活費 家賃8万+光熱費+食費×4年間
(実家暮らしならかなりここが削れて学費に回せます)
雑費 交際費、就活の交通費等
という感じでしょうか。

親が学費負担して、奨学金を丸っと家賃に充てて、アルバイトの稼ぎ分を光熱費や食費、雑費とかに充てて生活していました。

4年間で借りた奨学金は恐らく
無利子384万
有利子約240万
これを正社員で賞与ありで返済出来るか出来ないかは、お子さんの未来を左右すると思います。

夜間コースについて知りたいことありましたら、可能な限りコメントでお返事しますので、親御さん、大学進学を考えている子の参考になればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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