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数字の羅列

ただの数字の羅列。


最近、好きだった人の誕生日だった。


おめでとうと言えないまま、離れていってしまったあの人の誕生日。

その数字の羅列を見るだけで未だに思い出す。



どれだけ時が過ぎれば忘れられるんだろう。

もう一生無理なんだろうか。


でも、それでも構わないと思えるほどに、

彼との記憶は美しく、愛おしく、切なくて悲しい。

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