逆襲のマ・クベ
今度上映する『ククルス・ドアンの島』で、マ・クベが敵ボス的な立場で再登場しそうなので、上映前に言及しときます。
テレビ版を視聴した人にとっては、塩沢兼人さんが絶妙な声で演じる素敵な中ボスで、地球編ではホワイトベースを散々に追い詰め(シャアよりも)、宇宙編では超高性能モビルスーツ・ギャンでガンダムと一騎討ちに及んで華々しく散っているナイスな悪役キャラです。
劇場版だけ観た人にとっては、キザっぽくて冷淡そうな政治家的軍人に見えましょうが、それは出番を大幅に省略されたせいです。
めっちゃ有能ですから。
お時間は取らせませんので、
機動戦士ガンダム 22話「マ・クベ包囲網を破れ!」
これをご覧になってください。
ブライト艦長が過労で倒れて、代理で指揮をしたミライがミスをしまくるという条件が重なったとはいえ、主人公サイドを全滅寸前まで追い詰めた軍人ですから。
ホワイトベースの探知撹乱機能を破壊して逃げ隠れできなくしてから、ドップとグフを大量投入して包囲網を縮め、メガ粒子砲を伏せてある地形に誘い込んで、不時着に追い込む程の損傷を与えた智将です。
ガンダムとガンキャノンが弾薬切れをする程の激戦回で、初めてこの回を見た時は、マ・クベの有能さにトキめいたものです。
決して、モビルアーマーでガンダムと戦うように急かしちゃいけない人材です(笑)
骨董品やギャン絡みで有名なマ・クベですが、指揮官としての素の活躍も、ご注目を。
ハマるから。
他サイトでは小説・エッセイ等を色々と載せていますが、此処では健全記事のみとします。ご安心を。