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母乳しか飲まない1歳児の偏食記録⑥:慣らし保育の苦慮

偏食外来2回目の受診から1ヶ月が経過する頃、柔らかいものや水分を含んだものも口に入れるようになり、確かな成長が見られました。

嬉しいことも増える一方で、食事量が増えず慣らし保育が進まないという現実問題も突きつけられます。
この時期の家や保育園での食事の様子や、私が悩んでいたことについてご紹介します。

柔らかい食べ物への挑戦

家では相変わらずつかみ食べ中心で進めています。
これまではサクサクカリカリのものしか絶対に口に入れなかったのですが、ごはんやそうめんなどの柔らかいもの、水分があるものをちょっとずつてでちぎりながら食べられるようになってきました。
お野菜は、えんどう豆の中の小さな豆粒は手で摘んで食べるようになりました。
にんじんに挑戦しようと、口の近くまで持ってはいくこともあったのですが、かじるまではいかずポイしてしまいました。

食事中の態度の変化

食事時間はほぼ毎回、最後まで泣かずに座っていられるようになりました。
また、食事中に「おいしい」という言葉が出るようになりました。
親としては強制しないことを心がけているので、「美味しい?」などの声かけはしていないのですが、絵本のフレーズや、親が独り言で「美味しい」とつぶやくのを聞いたからか自分から言うようになりました。
大体の場合は麦茶を飲んだ後に、ニコニコしながら「おいしい」と言っています。

保育園の食事の状況

保育園では入園当初は後期食を提供頂いていたのですが、なかなか食べることができず、中期食に切り替わりました。(1歳児クラスの周りの子達は皆完了食です…)
保育園の給食は基本的には先生に食べさせてもらっているのですが、たまに自分でスプーンを使って口に運んでいることもあるそうです。
ただ、ごっくんまではなかなかできず口から出してしまい、食べる量としては、おかゆ2~3口、副菜1口、汁物は具材以外はある程度飲む、という状況です。
なので、保育園の基準の食事量には満たない状況ではあるのですが、家ではスプーンは全拒否だったので保育園パワーはすごいなと改めて思いました。

終わらない慣らし保育

食事への拒否感は減ってはきているものの、食事量が保育園の基準に満たないため、迎えの時間をお昼から延ばすことはできていません。

元々は入園1ヶ月後から復職を予定していたのですが、このペースでは仕事に戻れるような状況ではないと入園2週間後には確信したので、焦り、落ち込みながらも対処を考えました。

復職後も保育園で昼ご飯⇒お迎えの日々が続いた場合、午後に仕事をしながら子どもの相手をすることになるのですが、とてもではないですがまともに働けないので、代わりに子どもの相手をしてくれる人を探す必要がありました。
私達夫婦は共に実家は遠方かつ両親もまだ働いているため、毎日来てもらってサポートを、というのは依頼できる状況にありません。
そのため、地域のファミサポやベビーシッターを探し始めました。
ただ、それらの利用手続きなどにもリードタイムがあり、入園1ヶ月後の復職には間に合わないため、役所や会社に相談して休みを約1ヶ月延長させてもらい、その間に利用手続きを進めていきました。

結果的にこの調整、本当にやって良かったと思ってます。
期間に余裕を持てたことで、子どもがなかなか食べない事に対し焦りを態度に出したりすることなく、ドンと構えて食事中の姿を受け入れることができました。
また、保育園に無理を言ったら、もしかしたら食べなくても夕方まで預かってくれたのかもしれませんが、それはそれで子どもの体調が心配なのと、私自身が精神的にきつくなりそうだったので、徐々に食事量が増えるのを待つという方針を取ることができて良かったです。

色々大変なこともありますが、腹を括ってやっていきます。

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