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20240114「他人の修学旅行の傷を舐める」

25歳といい歳こいて、いまだに修学旅行に対するヘイトが3ヶ月に一回のペースで湧き起こる。どれぐらいのヘイトを持っているかというと、修学旅行中にマジで大号泣するほどの嫌なトラブルが起きたぐらいには持っている。

その度に、同じく修学旅行で嫌な目にあったであろう体験記をインターネット上で見つけては、「可哀想に‼」と一緒に泣いてあげる行為をしている。文章にしてみると結構やばいやつやな。もちろん実際には1人で勝手にウルッとしているだけなのだが。

今日見つけた体験記はこちらだ。なんて可哀想なんだ。修学旅行中に2回も号泣するほどの壮絶な体験内容の時点であまりにも可哀想なのに、唯一寄せられた回答が「アドラーの本を読め」で済まされてるのが、可哀想さに拍車をかけている。もうちょっとなんか言ってやってくれよ。せめて同情とかさぁ。相談している本人は現在進行形で抱えている胸中を文章化してくれてるってのによぉ。

俺はめちゃくちゃ同情できるよ。なんてったって、このお悩み投稿者と同じく自分も修学旅行当時は班長をやらされていたらからね。自分から立候補したわけでもなく、学校内でちょっと勉強ができるからっていう薄い理由で担任の先生からやってくれと頼まれたとかいう経緯でよぉ。ただ勉強はできるけど集団をまとめるのがヘタクソすぎて、それゆえに班内でとあるトラブルが起きちゃって、最終的になぜか班員全員から罵声を浴びされてそれに耐えられず大号泣したって口でよぉ。あまり思い出したくないからどんなトラブルが起きたかはここでは詳細に書かんけども。

こんな感じの傷の舐め舐め行為を過去に何回もしてきたが、時折、良い方向に解決したケースも見つける。肝心のソースは広大なインターネットのどこかに見失ってしまったが、内容をうろ覚えで思い出してみる。

集団行動に困難を抱えているとある小学生が、近日予定されている修学旅行にひどく怯えていると。行きたくないと。それを見受けた親は学校に相談。最終的には、修学旅行に参加しなくてもよく、その代わり、修学旅行のしおりで組まれている日程表と同じ旅行プランを、学校内ではなく家族のメンバーだけで行う、みたいな特別対応をされてた。で、その小学生は無事に楽しい修学旅行を施行することができたとか。本当にうろ覚えだから所々ツッコミ所あるかもしれないけども(費用はどうすんねんとか)。

まぁ詳細な内容はぶっちゃけ何でも良いとして、こんな感じで修学旅行に対して負の感情を抱いている人が良い方向に報われているケースを見かけると、あぁ本当によかったねぇと自分事のようにうれしく思うし、現代の教育機関もそうした対応取れるようになったんだなと感心しちゃう。感心よりも、え!!!!今そんなことできんの!!!????うらやまし!!!!!!という感情の方が勝っているのかもしれないが。

ところで文頭で述べたヘイトは一体いつになったら沸かなくなるんですかね。かれこれ10年ぐらいは沸いていると思うんですけど。専門家によるカウンセリングが求められている案件だろこれ。

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