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私たちに足りてないモノ

今手にしているモノ、着ている洋服、
あなたは、そのルーツについて考えたことがありますか?

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あと先考えずに生み出されるモノたち、
社会のモノの循環、ファッション業界の社会問題、
について、考えさせられる時間。

先日、私は一着の服が作られる様子を
初めて生で見た。
1着の服が、予想以上に手間暇かけて作られている
ことを、目の当たりにしたのだ。

ファッション業界の環境への影響
国連貿易開発会議(UNCTAD[別窓])では、ファッション業界が世界で第2位の汚染産業とみなされています。
・1本のジーンズの生産には、2,000ガロンの水が必要です。
・ファッション業界は毎年、500万人の生存を可能にする9,300億立法メートルの水を使っています。
・ファッション業界は全世界の廃水の20%を作り出しています。

LESS IS MORE ― 少ない方がより多くを得られる
一部の小売業者は、業界が環境に及ぼす有害な影響を和らげようとする運動を起こしているものの、究極的に、ファッションを本当の意味で持続可能にできる方法は、使い捨て型の文化に終止符を打つことしかありません。
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/32952/

※ 染色工程の中では色の定着や乾燥、洗浄などに多くの水を使う必要があります。
https://jp.ricoh.com/about/empowering-digital-workplaces/articles/are-t-shirts-draining-our-world/

最後にできた服を手にした時、
あたたかみをすごく感じた。

服が作られる様子を一度見ただけでも、
もっと1着1着を大切に着たいと考える
きっかけになったし、
服を自分で作る経験をしたら、
一層、特別な想いが生まれるだろうと思った。

ルーツを知ること、
手に取るモノの最後の行き先を考えること、
見えない部分を想像すること、
私たちには、きっとそれが足りていない。

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