いいおとなの読書かんそうぶん『心をつかむ超言葉術』(阿部広太郎氏)
5カ月前によみました。正直、内容、忘れています。
なので、あえて読み返さず、読書感想文を書こうと思います。そのほうが、何をこの本から学べたか、わかるからです。阿部氏だって、本で言っています。「人に伝わったかは、人が思い出せるかでわかる」って(意訳)。
では、本題。
この本は、わたしに「ことばの持つ、やじるしの力」を教えてくれました。
やじるしの力とは、モノの意味をA→Bのように、変えてしまう力のことです。
たとえば、わたしにはジャイアン的存在の上司がいます。とっても怖いので、できるだけ顔を合わさないようにしています。
ですが、ある日、同僚が、わたしに言いました。「あのジャイアンね。夜、真っ暗な家に帰ったら、誰もいないのに『ただいまー』って大声で言うんですって。泥棒が隠れていたら、オレに会わないように逃げろよってことらしいの。わりとビビリなのね」わたしは「!」です。
同僚の言葉を聞く前と後で、わたしのジャイアンへ抱くきもちが、変わりました。わたしのもつ「ジャイアン」という意味が変わった瞬間です。翌日の朝、わたしはジャイアンへ、なんと「おはよう」が言えました。
ことばって素敵ですね。
ちなみに、阿部氏は、たしか本の中で「素敵」という言葉は、思考を停止させるから「禁止するように」と言っています。さっそく破って、ごめんなさい。
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