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茨城県 ぎ、じゃないよ😁いばらき県

思うツボ…と言われても。乗せられることもいとおかし

10月号の機内誌で【茨城デスティネーションキャンペーン】(10月1日~12月31日)というのを知って、「お、では来月は茨城に行ってみるか」
「あ! そういえば行ったことないかも!?」
それこそがこの企みの本懐、とばかりに11月は「茨城県へ」と決めた。
誌面をくまなく読み漁り、DC(デスティネーションキャンペーン)のパンフレットを駅で手に入れ、JRでもいっぱい広告あったことに気付き…(;^_^A
《体験王国いばらき》と銘打って、サイクリング、グランピング、ソロキャンプ、バンジージャンプになんと爆破体験まで、まったくアウトドア派でない私には、❔なアクティビティがずらり。
まぁ、自転車なら乗れるから、と霞ヶ浦一周サイクリングに挑戦してみようかと。しかし、レンタサイクルはママチャリは置いて無いようだし、霞ヶ浦一周で130キロ、途中ショートカットするコースでも90キロもある!!
ムリムリムリ…(´;ω;`)
霞ヶ浦は、眺めるだけにしよう、と心に決め、周りを探すと、かの有名な鹿島神宮さんがあるではないですか! 即決。

春日大社に鹿に乗って飛んで来られた神様

茨城は、実際のところ特急列車で行くのが便利で、都内だと一時間あまりでつながっている。しかし、きっかけが機内誌だったことだし、ここは飛行機で行かなくちゃ、と。ところが、茨城空港からの電車の本数、乗り継ぎが極端に少なくレンタカーを探してみる。でも私が会員になっているレンタカーは、水戸にしかない?!うーむ。結局、空港からバスで水戸へ出て、車で鹿島さんを目指す。
当日は、朝一番の便で茨城に着いたが、あいにくの雨もよう。お詣りする頃は大雨になってしまった。
奈良の春日大社には日頃から大変ご縁が深く、ご祭神のタケミカヅチノ命(武甕槌命)がその昔、鹿島神宮から白鹿に乗って奈良までお越しになったことは以前から知っていた。いつかお詣りしたいね、と家族と話していたので、一抹のぬけがけ感があり、申し訳なく思っていると、一冊の本を薦められた。
その本によると、荒魂を祀る奥宮のさらに奥に、趣のある茶屋があるらしい。お昼はそこで、と滝のようになった階段を頑張って下り、ようよう茶屋にたどり着いて、澄み切った水を湛えたみたらし池を眺めながら、名物の常陸秋そばをいただく。
その内に雨も上がり、洗い立ての境内の美しい景色を堪能できた。

みたらし池の澄んだ水色に感動
池の奥に見える茶屋で 名物八福そば 今は新蕎麦❣

武甕槌命のお姿を現した《自信の付く》お守りを購入。

大洗磯前(おおあらいいそさき)神社 早起きしてご来光をねらうも…

神宮を出て、霞ヶ浦(すぐ間違えて霞が関、になってしまう(;^_^A)を眺めつつ、本日泊まる大洗の宿を目指す。天気が悪かったせいもあるが、日の暮れるのが早く、宿に着いた時は、もう真っ暗。辺りがよく分からないまま、部屋に入ってびっくり!目の前が海、もう窓の下すぐに波が打ち寄せてる!!
九十九里でも感じたことだが、外洋の波は荒い。どどーんと押し寄せる波の音は少し怖くて、暗い海面に吸い込まれそうになる。
パンフレットやネットで、荒磯に立つ鳥居とご来光の写真に魅せられ、早起きして私も撮りたい!と思ったのだが、あいにくの天候。翌朝、雨こそ降りはしなかったが、曇り空に陽は隠されていた。
それでも眼前に広がる大海原は素晴らしく、充分に神々しさを感応できる。

曇りでも朝焼けが美しい 中央に小さく鳥居が写っているのが見える?
通称:神磯の鳥居 神が降り立ったといわれる神聖な場所

この鳥居から真っ直ぐに陸地へ上がった先に、大洗磯前神社の本殿が祀られている。逆に言うと、本殿前の鳥居から見下ろすと、この神磯の鳥居が見える。

珍しい茅葺屋根のご本殿

宿では、夕飯に名物の鮟鱇鍋(あんこう鍋、こんな漢字なんだ)が振る舞われた。個人的には、牡蠣フライと朝飯の干物が絶品だったと思う。甘味も最高で、笠間栗のアイスクリーム、おそらく小美玉のプリン。前日、行方市(なめがたし)観光物産館・道の駅たまつくりで購入した小美玉ヨーグルトも美味しかった(^^♪

宿を発つ時に、震災の被害はなかったのかと尋ねてみた。すると「幸いなことにこの一帯だけは無事でした。不思議なことに、すぐ上の方も下も、津波で大変だったのですが…。この辺りだけが手つかずで荒磯のまま残って、他は埋め立てて港にしたり工場にしたりしてたからかもしれません。」
いえいえ、まさにご神域、ご神徳でしょう。
落ち着く雰囲気のお宿で、また来たい。
茨城DCの特典、いばらき女将カード付マイクポップコーンもお土産に頂きました(笑)  

酒列磯前(さかつらいそさき)神社で、しっかりと祈願。

うっそうと生い茂る樹叢

海沿いを車で走ると本当に気持ちいい。県道6号線は、ずうっと海を横目に見ながらドライブできる。大洗磯前神社とは兄弟社と言われる酒列磯前神社にもお詣り。参道の樹叢は、県指定の天然記念物だそう。ここにも海が望める鳥居があり、絶好のフォトスポット。ただ、ここには違った意味でたくさんの参拝客が訪れる。《金運の亀石》は、宝くじ高額当選者の寄贈で、あやかりたい人々が集まってくる。私もその内の一人(笑) しっかりと拝みましたよ~。
帰りは水戸駅からの特急を予約していたので、あまり時間に余裕はなかったのだが、DCパンフの表紙にもなっている真っ赤なコキアの花畑が一目見たくて、ひたちなか国営公園に車を飛ばして行ってみた。入口にでっかい字で、【コキア終わりました】と書かれている。「どーゆーこと!?」と駐車場料金所のお姉さんに尋ねると、「あー、昨日刈り取っちゃいました。ごめんなさい」そのままUターン😢 でも、水戸駅でレンタカーを返すのに思いの外時間がかかって、駅に駆け込む状態。もしコキア見てたら絶対乗り遅れてたなぁ(>_<)

追記:あとドタバタで、大甕(おおみか)神社にも立ち寄ったのだが、こちらはまた改めて再訪するかもしれない。何とも不思議な神様の地でした。






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