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【香港99日間 #71】この価格でこのボリューム!この味!!テイクアウト弁当「兩餸飯・三餸飯」

長期滞在とはいえ自炊するには調理器具や食器などを揃えないといけないため、結局食事はほとんど外食をしています。朝はパンなどを買って食べることがあるにせよ、どうしても費用がかかります。そんな中、最近、美味しいテイクアウト弁当屋が街中にあることに気づきました。価格が安く、ボリューム満点で、しかも美味しかったのでご紹介します。


外で外食すると、50〜80香港ドルかかってしまいます。日本円に換算すると1,000円〜1,500円ぐらいになってしまいます。さすがに物価の高さに対して麻痺してしまいましたが、やっぱり毎日となるとそれなりの金額になります。また、仕事帰りに食べられる場所も限られてきてしまうので、飽きてしまったということもあります。

いつもと違う道を通って職場から帰ると、大量のおかずを並べている店を見つけました。どれも、美味しそうで、栄養が取れそう!写真では伝えられませんが、美味しそうな匂いしかしません。そこでここで夕飯を調達することにしました。

とりあえず店に入ることにしました。これとこれをくださいと「要呢個一個」と片言の広東語で言うと、何か選んでくれみたいなことを言われました。

下の写真の左のところに、「兩餸飯1盒 $30元 / 三餸飯1盒 $35元 / 凈餸1盒 $40元」と書いてあります。「三ということは3つ選べるのかな・・・?」と推測して、「三餸飯」を選択しました。

後で調べてわかったことですが、兩餸飯(loeng6 soi3 fan6)とは「2つのおかずとごはん」、三餸飯(saam1 soi3 fan6)とは「3つのおかずとごはん」、という意味です。「凈餸」は調べてもよく分かりませんでした・・・。「1盒」は「1パック」という意味のようです。

無事に指差しで3つのおかずを選び、ご飯と一緒にパックにつめてもらえました。そして、これがその弁当です。

名刺の大きさぐらいのTempoティッシュと比べるとその大きさが、おわかりいただけると思います。選んだおかずは、回鍋肉と、茄子が入ったもの、いんげんつけあわせです。これらのおかずで半分隠れていますが、ご飯も2膳分ぐらいあります。見た目は雑な感じですが、味は本当に美味しかったです。(そしてやはり、食べきれないぐらいの量でした・・・)

別の日に別の店で購入したものがこちら。遠慮して「兩餸飯」にしました。これもなかなかの美味しさでした。そして、この味、このボリュームで30香港ドルですよ。超円安の今でも日本円で570円ですよ!?

街中を歩いていると、この「兩餸飯・三餸飯」のシステムのテイクアウト弁当屋がよくあり、香港では一般的な形態なのかもしれません。遠出したときにも探してみたいと思います。

香港に旅行で来られる方は、レストランで食事をされたり、ストリートフードの食べ歩きなどをされる場合がほとんどですので、ご紹介したようなテイクアウト弁当を召し上がるお腹の余裕はないかもしれません。もし、学生さんなどで胃袋に空き容量があれば、一回ぐらい食べてみても良いかもしれません。

聽日見!

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