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【コンビニで15年働いた私語録vol.10】 2004〜2009の記録
川越街道沿いの店舗では、2001年から約3年お世話になった。
その後は、東武東上線駅近くのセブンイレブンで勤めた。
オーナーの都合で閉店するまでの5年間、私のコンビニ人生の中でもっとも長く働いたお店になった。
勤めていた時の出来事を、
つらつら綴っていきます(^o^)丿
*コンビニATM、ナナコカード*
コンビニの常識が変わる出来事があった。
まず、コンビニ銀行が出来た。
今では当たり前のコンビニATM。
ATMはそれまでもあったのだが、全て銀行、信金、ゆうちょの金融会社の扱い。
セブンイレブン(この頃はまだホールディングスではない)では、自社グループバンクを設立し、世の中をあっと言わせた。
当時の社長、鈴木敏文氏が仕掛けたのであるが、彼はおにぎりをコンビニ店舗で売ることを始めた人物でもある。(1978年〜)
私が子どもの頃の1970年代は、おにぎりは家で握るが当たり前で、お弁当の類が店先で売られる事など全くなかった。
軽食で売られていてのは、和菓子、菓子パン位だったろうか。
当時のおにぎり販売は、ひじょうに画期的な事だったらしい。
それと同様に、世の中の常識を覆す意味ではコンビニバンクも変わらなかったに違いない。
わざわざ銀行に行かなくても、夜でも、コンビニの買い物ついでに現金を下ろせる。
まだまだ現金支払をする人がほとんどだった時代だったこともあり、それまで以上に便利になったことだろう。
とは言いつつも、私が一番便利に感じた事は、
「お店の売上金の本部への入金が店舗にいながらにして出来ること」
だった。
(従業員あるある、でもありますが!)
それまでは、わざわざ銀行などの金融機関へ売上金を振込に行っていた。
もちろん、現金を、だ。
この店舗ではないが、以前勤めたセブンで、ママチャリの前カゴに100万円からの現金入りバックを乗せて、近くの信金へ預け入れによく行っていた。
この様なことは、セブンイレブンに限らず、どのコンビニ店舗でもやっていた事なので、なんとニッポンの治安の良いことか🇯🇵!
などと思ったものだが、セブン銀行が出来て店内にATMが設置されてからは、そこで現金入金となったのだから、預け入れへ行くまでの不安もなくなったし、その時間が短縮できた事は、言うまでもない。
この売上現金をうまく回す方法を思いついた鈴木氏にアッパレ、と言ったところか。
※ナナコカード は、次回に続きます。
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