見出し画像

パンダの歴史に触れる

本日は、パンダの歴史・生息地・特徴について触れてみたい🎋
およそ紀元前 3 世紀(最大で2500万年前)の中国にまで遡及するパンダの歴史..
 
西洋文明がこれらの生き物(レッサーを含む)について広く知られるようになったのは、フランス人宣教師であるダヴィデの著書により18 世紀になってから。それ以降、19 世紀までにパンダは世界中の“市民権”を得て、動物界のスター的な存在となりました。

 
BTw~化石記録から、現在のジャイアントパンダの祖先は最古のもので800万年、少なくとも200万年前には、四川省と陝西省の地域に存在していたことがわかっています。
 
わかっているのですが..そもそも化石記録にギャップがあるため、パンダが他のクマから分岐した正確な時期は不明。また、竹をベースにした食生活、白と黒の特徴的な外観から、キザイパンダ(Qi-Zai Panda’s)という雑種へと進化する過程は、私たちに複数の亜種が存在しているコトを教えてくれます。
 
そんなパンダは単に可愛いだけではありません。主に野生下のパンダは、草食動物として、竹林のバランスを維持しています。彼らが採餌することで、竹の繁殖を制御するのに役立ち、竹害といった広葉樹林の浸食を防ぎ、生物多様性の保全に一定の役割を果たしています。
 
さらに言えば、種子の散布や糞便を通じて栄養分を自然界に分配し、動植物にとって、新たな生息地を形成しています。
 
一方、ダークな部分も。往々にしてパンダは、糞便を介し竹の病気を広め、有害な竹を生作り出している。竹の重要な役割を考えると、この行為は生態系に脅威をもたらすリスクの現れとも。
 
そう言う意味では、動物が食物連鎖を混乱させ、時に農作物に被害を与える可能性があるという議論も。断片的にでも、パンダの生態系を知ることで、多くの動物が生息地に同様の影響を与える可能性があることを認識することは、大切な視点かもしれませんね。
 
ということで
 
未だ謎に満ちたパンダについて。私たちが色んなことを知ることで、パンダが絶滅しないよう、そして、責任ある行動がとれるよう、願うばかり〆
 
#パンダの歴史 #秦嶺パンダ #四川パンダ #キザイパンダ #ジャイアントパンダ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?