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デザフェス56初出展感想


11/19 E-139

2022年11月19日のデザフェス56に初出展いたしました。土曜のみのE-139でした。新原邦久です。
ポストカードやステッカーなどをいくつかお迎えしていただけて、名刺も貰っていってくださったりしてとても嬉しかったです!本当にありがとうございました。

一般では何度も行っていて、いつか出たいな出れたらいいな~とか思ったり言ったりしてたんですが、まさかほんとに出るとは思わなかったというか、タイミングが良かったというか、イラスト本をそろそろ作りたいなどうしようかな本の作り方わかんねえな~~~ってうだうだしてる時に本作りに明るいマブのフォロワーがじゃあ合同イラスト本出そうぜ!って声掛けてくれて、そこで重い腰をやっと上げた感じです。

おしながき

で、どんな感じのどんなものを出してたんだって話なんですが、まあイラスト系という部類で上に書いた合同イラスト本とか、ポストカードとかステッカーとかアクキーとかです。

よく売れたのはポストカード……と思いきや実はステッカーでした。色々感じたことがあるので詳しくはもうすこし下に書きます。
次点でポストカードです。まあ100円って実質タダみたいなもんですし、1枚絵!って感じなのでとっつきやすいですよね。自分もポストカードはバカスカ買います。
アクキー、アクスタ、缶バッジはあんまりって感じでしたね、これはブースレイアウトが微妙だったかもな~とか思います。こだわりポイントをうまくアピールできなかったので……。とはいえ売れたっちゃ売れたので、あ!でもツインテの女(に見えるけど設定的には男です)が売れずに男2人がくっついてる創作BL奴が売れたのは誤算でしたね。売れないかなと思った。
イラスト本もまあ微妙でした!明るいブースでこの脳みそモロ出し表紙は不穏すぎたのかな~俺は好きなんだけどな~~~と思ったり。


ステッカー詳細です!
ステッカーは全部ホログラムでスクエアが5種類・ダイカットが2種類の全7種類出したんですが、スクエアホログラムステッカーは某菓子付録のシールをイメージしてるからかそういうのが好きな層にウケてました。ちゃんと48×48mmなんですよ!

ステッカーたち


ホログラムの透明度って言うんですかね、ハッキリ鮮やかにキラキラと反射するのでそこを褒められました。うーんなるほど、自分の印刷会社選びがうまいってことだな……?
あとサイズですね。某それ用のシール帳に入れたいから48mmだと入る!って言われて「そうかなるほど‼️」となりました。ステッカーに限らずデカければデカいほどハッピーもデッカイ!と思っていたタイプなんですが、大が小を兼ねるとは限らないってこういうことですね……。
で、5種類を1枚ずつ買っていく方も何人かいらしてて驚いたのですが、コレクション的な需要にマッチしたんですかね!日曜日に一般参加で回ったんですが同じようにビッ○リ○ン○ール風のステッカーを販売してるブースがいくつかありまして、あーもしかしたらデザフェス用の某それ用シール帳……みたいなのを作ってる人も居るのかもな!?と今思いました。
あと昼過ぎか夕方あたりから緊張がほぐれてきて見てくれてる人にちょっとこぼれ話みたいなのをしはじめたんですが、「スクエアの5種類、全部ツインテ縛りなんですよ!」とか言ったり、「そしてこの中に男が2人いるんですよね……分かりますか……」とか絡んでったりしました。優しかったからなのか分かりませんが反応が良かったので、こういうお喋りもアリかもな!?と思いました。赤毛は男って伝わってたし、緑ツリ目の紫グラデ(神庭リオちゃんと言いますので以下神庭リオと呼びます)も「この子男であって欲しい……」って言われてハッピーでした。趣味が合いますね……大当たりです……。
ダイカットの方は義足っぽい女の子と麻雀してる男の2種類だったんですが、男の方が売れました。
男の方はポストカードにもしてまして、しかもリソグラフ2色刷りでなんかエモい感じにキマってて自分もお気に入りなんですよね。急に自我が出てしまいました。失礼しました。

麻雀男(タマキと言いますので以下タマキと呼びます)ポストカードとタマキステッカーといい、神庭リオのポストカードと神庭リオステッカーといい、同じキャラで数種類のアイテムあるのがいいのかなと。
思い返してみるとデザフェスってキャラクターをひとつ(もしくはジャンル統一で数キャラ)に絞ってアイテムを作ってる方が多いし、目を引くブースってそういう系統なのであれもこれもと雑多にせずに狭く深くな感じの出展内容にするのが良いのかもしれないですね。

キャラ絵メイン(しかもキャラが偏ってる)だったからか、「これは何のキャラクターですか?」と聞かれまして、え!?一次創作です!?って答えたんですが、デザフェスなんだから一次創作なのは大前提で周知の事実なんですよね。「どういう物語のどういう設定のキャラクターなんですか?」が質問内容としては近かったように思います。
そういう解釈で深堀りしていくと、キャラ紹介パネルも要りそうですね。どういう世界観の中でどう生きているのか、見た目だけでなくてそういうバックグラウンドを聞いてくれる方が居たのはこの上なく幸福だったなと思います。うまく返せなかったのが心残りですが、絶対に今後より良くなるよう反映していくので心の隅ででも神庭リオもしくはタマキもしくは他の子たちを想っていてください!

これは余談ですが丁度90年代80年代風の絵柄で描いたのが多めのタイミングでして、それが初見の人に伝わってよかったです。しっかり雰囲気出せてるんだな~よかったな~~~と。その時代の絵柄とかコンテンツ、いま流行ってますもんね、めちゃくちゃ不本意ですけど(流行りに乗るのにプチ嫌悪がある厄介者ゆえ)

あとポストカードはロリィタ3人組の絵もいい感じでした。他のアイテムには目もくれず、パッと目について決めてくれた感じで。

そう考えると目線の高さにこの子らを置いたのは正解だったな~~~とか思います。上に書いた「キャラ絞るべきでは?」とほぼ逆のこと言ってますね。
誰かにどれかひとつがワンチャン刺さるのを雑多に置くべきか、特定のジャンルで強化して切り捨てるか究極の選択だなァ。
デザフェスの傾向からしたら後者が定石な気がしますが、私の創作観からすると前者なんですよね。「同じキャラデザを違うジャンル風にこすりまくる」とか「いろんなものをつくる」ってのに重きを置いてるまであるので……。
まだ終えてから数日しか経ってないので考える余地はいくらでもありますね。上手い落とし所を見つけられるように延々咀嚼してみます。


レイアウトについての言及を失念していました。
デザフェス初出展どころかイベント自体ほぼ初出展にしてはまあ及第点なんじゃないかなと思います!
網を3枚結束バンドで繋げて高さを出してアクキーとかポストカードのサンプルを置き(というか貼り)、100円のパネルにコンビニで印刷したおしながきを貼って隙間を埋めて、テーブルに本やらポストカードやら名刺を置くなど……。あとポスターとsuzuriで注文しておいたTシャツがあったのも良かったと思います!しかもTシャツはパッキパキのオレンジ色でしたから、目を引くには最適でしたね。売れませんでしたけど自分で着るので全然OKです。

悪い点としましては、椅子要らなくねえ?と思ってレンタルしませんでした。折りたたみというか組み立ての小さい椅子を持ってきていたので自分はさほど不便しなかったんですが、合同出展の子(蜂谷圭さんです)が脚に大ダメージを受けていたのでアッこれは削っちゃいけない出費だなと思いました。
あとご飯食べたりするスペースがありませんでしたね。これはポストカード類の平置きをやめて、網を手前に出して自分たちの裏方スペースを作るべきだったかなと……。ご飯もそうですが、お釣りとか袋詰めの作業とか暇な時の落書きとかが全然出来なかった(出来てもかなり不便だった)ので。
あと2人いても2人同時に飯類を咀嚼してると人が来てくれた時に名刺どうぞ!とかの声が掛けられねえです。今度はタイミングをずらします。

そんでアクキー、アクスタ、缶バッジをカゴに雑然と置いたのが見づらかった気がします。カゴ自体は網のバランスを取る重りとしても、バラつきやすいグッズをまとめるにしても有用だったのですが、いかんせん見づらい……。
サンプルとの距離があったのもダメだったかな~と思います。「これがあるってのは分かるけど、これは売ってんの?」みたいな。見づらさは上げ底でもすれば良さそうでしたし、サンプルとの距離もディスプレイ考え直せばどうとでもなったはずなんですよね。直さなかったのは怠慢だな~。見づらさといえば値段を聞かれることも多かったので、物品のすぐ近くにこんなに要るか……?ってくらい値札つけた方が買おうか考えている側としても安心感ありそうですね。お品書きを貼ったり、サンプルの所にくっつけたりしていたんですが、平置きの所には値段置いていなかったのでそこも怠慢でした。

そんでジャンルとブースの関連なんですが、イラスト本みたいな不穏めのやつとか、アクキー一部白板抜いてるので瞳がキラキラするんですよ!のアピールとか、ホログラム超キラキラなんですよ!とかはワンチャン暗いブースの方が適正あるかもしれないなと思いました。照明類が要るので単純にブースレイアウトはより大変そうですが、今度出ることがあれば出展内容鑑みた上でブース位置も考え直す必要がありそうです。


とりあえずの感想ですが、こんな感じでしょうか。
デザフェス楽しすぎて味を占めているので次回も出ようかを前向きに考えています。ていうか金とやる気がマジで失せない限り8割方出るだろうなと思ってます。

ちなみに普通にド赤字だったのでみなさま安心してください。ド赤字でもこれだけ楽しいです。

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