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SNSを通じて知ってほしいこと。

みなさんこんにちは!男子バスケマネージャー 佐々木美蘭です。

私たちがSNSを通じて知ってほしいこと、1つ目は本当のアスリートの姿です。

よくメディアで取り上げられる新体操競技のフェアリージャパン。演技の様子や練習場面の一部、身体の柔らかさをアピールするために開脚の様子など取り上げられています。

私たちが知ってほしいのはそれだけではありません。

フェアリージャパンの一日の練習量は一体どれくらいかご存知でしょうか?
約8時間です。フルの練習で6時間前後を入れると9時間も体育館にいることもあります。
また、団体競技はおよそ2分15秒から2分30秒の間で行われます。
その一曲にかける練習年月は1年。同じ曲を1年練習し続けます。


私の高校は全国でも名を轟かせる新体操の強豪校でした。
体育館から聞こえるのは、来る日も来る日も同じ曲。
聞いているこっちが気が滅入ってしまうほどだったのに本人たちはどのような思いで、毎日同じ曲で練習をしていたのでしょうか?

このように一見メディア露出しているように思えるチームでも掘り下げたらまだまだ私たちが知らないフェアリージャパンがそこにはありました。

二つ目はマイナー競技についてです。
スポーツといえば。。。
野球、サッカー、バスケ、バレー etc...
とよくテレビで見るスポーツが思い浮かびます。
しかし、東京オリンピックの種目数は33競技・339種目、パラリンピックは22競技・540種目と沢山の競技と種目数があります。
その中には名前は聞いたことはあるけど、ルールや詳しくは知らない人がいるはずでしょう。

例えばトランポリン。
トランポリンは各種目の出来栄えを採点します。
6名の審判員が採点を行い、20点満点から引いたものが演技点となります。
「公益財団法人 日本体操協会 トランポリン公式ホームページ」より
https://www.jpn-gym.or.jp/trampoline/spectator_guide/tra_judging/

私が話を聞く限りとても危険な競技です。
トランポリンの枠外に落ちてしまうとき、約3階の高さから落ちることとなります。
当たりどころが悪ければ半身不随になってしまう選手もいます。
これが現実なんです。

そして最後にパラスポーツ。
あくまでも私の考えなのですが、そもそもパラリンピックとオリンピックが分かれていて、オリンピックの後に行われ、テレビ放送もされる機会がなくなる理由がわかりません。
パラスポーツこそ今注目されるべきスポーツなのです。
迫力こそ負けてはいません。
パラスポーツについてはまたじっくりノート残して行きたいと思います。

このようにニュースなどで見る華々しい選手の様子とは裏腹に、選手の血の滲むような努力がそこにはありました。

東京オリンピックが延期となった今、競技や選手についてより深く理解を深めるチャンスです。理解が深まったらより一層観戦が楽しくなるはずです。
このことをポジティブに捉え、私たちと一緒に、本当のオリンピックへの準備をしませんか?

佐々木 美蘭

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