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【EDHカード紹介】《合体した非道、ウラレック》で試してみたいカード13選

どうも、くろです。
前回前々回に引き続き、今回もまた《合体した非道、ウラレック》ネタです。今回の記事は、まだ試してないけど《ウラレック》的に気になっているカードをご紹介。ただ、自分でもまだ試してないんで使用感とか全く分かんないです。どうぞ最後までお付き合いください。

【2024/06/25 追記】マナ・コストを支払わなく唱えるカードに、《オヘル・タクの眼》/《天頂観測所》 を追加
【2024/06/27 追記】マナ・コストを支払わなく唱えるカードに、《自ら運を掴め》を追加


まずは《ウラレックの》効果のおさらいから

《合体した非道、ウラレック》

(◇/白)(◇/青)(◇/黒)(◇/赤)(◇/緑)
伝説のクリーチャー ─ エルドラージ(Eldrazi)

欠色(このカードは無色である。)
あなたがエルドラージ(Eldrazi)・呪文1つを唱えるたび、(◇)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしているすべての呪文をコピーする。その後、あなたがコントロールしていて起動型や誘発型でありこの能力でないすべての能力をコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。(マナ能力はコピーできない。)

2/5

エルドラージ・呪文を唱えるたび誘発し、(◇)(◇)支払うと、スタック上の自分がコントロールしている呪文と能力をまとめてコピーします。

今回は、その誘発条件に着目し、相性のいいカードを発掘してきました。

マナ・コストを支払うことなく唱えるカード

これまでは、複数のマナ・アーティファクトやマナ・クリーチャーを展開し、エルドラージ・呪文のコストと《ウラレック》の能力分のコストを賄えるだけのマナ生産量を確保してきました。ここで、もしもエルドラージ・呪文を唱える分のマナが不要になるなら、必要なマナ生産量は大幅に削減されます。そんな、コスト踏み倒しカードを 4 枚ご紹介します。

《末裔の道》

(2)(緑)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがあなたがコントロールしているいずれかのクリーチャーと共通のクリーチャー・タイプを持つクリーチャー呪文であるなら、あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。あなたがそれを唱えないなら、それをあなたのライブラリーの一番下に置く。

マナ総量3と軽いため《ウラレック》プレイ以前に設置することも可能です。もし設置できた状態でアップキープを迎えられれば、たのしいたのしいガチャのお時間。横に《神秘の炉》があれば、デッキトップ操作で当選確率上昇。3→4→5マナとつながる点もナイス。800 円。

《怪物渦》

(3)(緑)
エンチャント

あなたがパワーが5以上であるクリーチャー呪文1つを唱えるたび、発見Xを行う。Xは、その呪文のマナ総量に等しい。(マナ総量がそれ以下であり土地でないカード1枚が追放されるまで、あなたのライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。それをそのマナ・コストを支払うことなく唱えるか、あなたの手札に加える。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)

同じブロックで紹介するほか3枚とは、少し方向性が違いますが、これもマナを踏み倒して唱えるカードということで一緒に挙げます。マナ総量6以上のエルドラージ・呪文なら、大体パワー5以上なので少なくとも1度は”発見”できることでしょう。もしかしたら”発見”でパワー5以上のエルドラージ・呪文が捲れて連鎖することもあるかも。《ウラレック》の能力の切りどころに悩まされそうです。強請るな、勝ち取れ!50 円。

《前兆の機械》

(6)
アーティファクト

プレイヤーはカードを引けない。
各プレイヤーのドロー・ステップの開始時に、そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを追放する。それが土地カードである場合、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。そうでない場合、そのプレイヤーは可能ならばそれをそれのマナ・コストを支払うことなく唱える。

全プレイヤーカードを引けなくなる代わりに、ドローステップ開始時にデッキトップを無料でプレイ唱えたり、土地を出せたりできるようにするアーティファクト。相性の良いカードが複数存在し、それらとの組み合わせで他のプレイヤーをロック状態に持ち込むことが出来ます。ただし、ロック行為はプレイ環境によっては嫌がられるので、採用するかどうかはご自身のプレイ環境とよくご相談ください。150 円。

《前兆の機械》と相性の良いカード

  • 《ドラニスの判事》

  • 《時を解す者、テフェリー》

  • 《テフェリーの細工箱》

  • 《意外な授かり物》などの全員手札をすべて捨ててからドローする呪文

《苔汁の橋》

土地

秘匿4(この土地が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りを一番下に無作為の順番で置く。)
苔汁の橋はタップ状態で戦場に出る。
(T):(緑)を加える。
(緑),(T):あなたがコントロールしているクリーチャーのパワーの合計が10以上であるなら、あなたはその追放されたカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。

構築済みデッキにも度々収録されている、緑の秘匿ランド。パワー合計10以上という条件から、一度展開しておかないと機能しない点は残念だが、土地であるため妨害されずらいという点が心強いです。よくあるソーサリータイミング限定じゃないんで、ほかに呪文を唱えてからこのカードの効果でエルドラージ・呪文を唱え、《ウラレック》でコピー出来れば宇宙。50 円。

【追記1】《オヘル・タクの眼》/《天頂観測所》 

(3)
アーティファクト

(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
共通のカード・タイプを持つ2つで作製(6)((6),このアーティファクトを追放する,あなたがコントロールしていてこれでないパーマネントやあなたの墓地にあるカードであり該当する2つを追放する:このカードをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戻す。作製はソーサリーとしてのみ行う。)

Apex Observatory / 天頂観測所
アーティファクト

天頂観測所はタップ状態で戦場に出る。これが戦場に出るに際し、これを作製するために追放されているカード2枚に共通のカード・タイプ1つを選ぶ。
(T):このターン、あなたが次に唱えるその選ばれたタイプの呪文は、そのマナ・コストを支払うことなく唱えることができる。

表面は3マナで好きな色マナが出せるマナ・アーティファクトですが、作製後はタップする度に作製時に追放したカードタイプの呪文をマナ・コストを支払うことなく唱えさせてくれます。作製コストには戦場のトークンも充てられるので、落とし子・トークンや末裔・トークンを活用しましょう。(製造するために追放されているカードを参照するため、トークンはダメでした…)アーティファクトなので、《通電式キー》系のカードでアンタップして、連続起動も可。150円。

【追記2】《自ら運を掴め》

(3)(緑)(青)

ソーサリー

あなたのライブラリーの一番上にあるカード3枚を見る。その中から土地でないカード1枚を追放してもよい。そうしたなら、それは計画された状態になる。残りをあなたの手札に加える。(後のターンに、それをソーサリーとしてそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)

3枚捲って見た中にさえあれば、何マナのカードであっても、マナ・コストを支払うことなく唱えられるようにしてくれます。唱えられるのは次ターン以降になりますが、《ウラレック》を出す前にマナ加速で消費した手札を補充しつつ下拵えができる可能性があります。手札に加えるなので、ドローを咎めるカードに引っかからないところも◯。50 円。

誘発型能力を制限するカード(※戦場に出ることによる誘発)

構築時点で唱えたとき誘発のエルドラージ・呪文に大きく寄せておけば、戦場に出ることによる誘発型能力を制限しても自分への影響はありません。唯一影響がありそうなのが、《まばゆい肉掻き》の2つ目の能力が誘発しなくなるくらいでしょうか。

《倦怠の宝珠》

(2)
アーティファクト

戦場に出るクリーチャーは能力を誘発させない。

戦場に出るクリーチャーの能力誘発を制限するカードの元祖。サンダージャンクションの無法者 ビッグスコアで最近再録されましたね。無色アーティファクトなので、マナベースを見直さなくてもすぐ採用できますね。600 円。

《静翼のグリフ》

(2)(白)
クリーチャー — ヒポグリフ(Hippogriff)

瞬速
飛行
戦場に出るクリーチャーは能力を誘発させない。

2/1

《倦怠の宝珠》内蔵クリーチャーその1。瞬速があるため、厄介なクリーチャーのプレイに合わせて妨害する感じになるでしょう。しかし、(2)(白)なので常に構えるには重いです。100 円。

《トカートリの儀仗兵》

(1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
戦場に出るクリーチャーは能力を誘発させない。
1/3

《倦怠の宝珠》内蔵クリーチャーその2。マナ総量はそのままでクリーチャー化。白マナがうまく捻出できるようなら、元カードと変わらない使用感で使えるかもしれないです。80 円。

《静寂をもたらすもの》

(1)(白)
クリーチャー — フェアリー(Faerie)

飛行、絆魂
クリーチャーが戦場に出るか死亡することによっては、能力は誘発しない。

1/2

《トカートリの儀仗兵》からタフネスが1減っただけなのに、飛行、絆魂に死亡誘発無効まで付いてきた。エルドレインってすごい。100 円。

《厳しい試験官》

(1)(白)
クリーチャー — スピリット(Spirit) クレリック(Cleric)

飛行
戦場に出るパーマネント1つが誘発型能力1つを誘発させるたび、その能力のコントローラーが(2)を支払わないかぎり、それを打ち消す。

1/3

戦場に出るパーマネントが誘発させた誘発型能力に(2)を課す能力。マナに余裕がない序盤はかなり効果的。後半も複数アクションが防げたり、チェインコンボをけん制できるかもしれない。薄い可能性だが、相手によっては利敵行為になる可能性も… 300 円。

《門衛のスラル》

(1)(白)
クリーチャー — スラル(Thrull)

瞬速
飛行
アーティファクトやクリーチャーが戦場に出ることでは、能力は誘発しない。

1/2

《倦怠の宝珠》内蔵クリーチャーの最新版。瞬速に加えて、クリーチャーだけでなくアーティファクトも対象。本当に毎年カードパワーが上がっていきますね。《一つの指輪》に当てたいカード。900 円。

起動型能力を制限するカード

戦場に出たときの誘発型能力を制限するよりは、自軍にも影響がはあるものの、他のデッキと比べれば被害は少ないと思うのでこちらも挙げてみました。ただし、《終末を招くもの》などのドロー能力が使えなくなるのはつらい。

《呪われたトーテム像》

(2)
アーティファクト

クリーチャーの起動型能力は起動できない。

マナ能力まで制限してしまうため、自分の場の状況次第では困る場面も出てくるかもしれないです。とはいえ、2マナと最軽量であること、マナ・クリーチャーにマナ加速を依存しているデッキには劇的に効くので挙げておきます。250 円。

《減衰のマトリックス》

(3)
アーティファクト
アーティファクトとクリーチャーの起動型能力は、それらがマナ能力でないかぎり起動できない。

こちらはクリーチャーだけでなくアーティファクトにも制限を課します。マナ能力は制限されないので、展開は阻害せずに済みますが、それは相手も同じこと。起動型能力を多用する相手向けのカード。流行りのナドゥコンボに刺さるかも?300 円。

《抑制の場》

(1)(白)
エンチャント
起動型能力は、それらがマナ能力で無いかぎり、それを起動するためのコストが(2)多くなる。

マナ能力以外の起動型能力に(2)を課す効果。マナ生産量は他デッキと比べて多いので、自分だけ効果を無視していけるかもしれない。そういう意味では一番フィットするかもしれない1枚。300 円。

最後に

今回の紹介したカード達は、あなたの《ウラレック》デッキの構築に役立ちそうでしょうか?自分は今後《前兆の機械》、《倦怠の宝珠》、《静寂をもたらすもの》、《抑制の場》から試していきたいです。白の妨害要素を強めた《ウラレック》デッキ、纏まるようならまた記事にして紹介したいと思います。まだ《ウラレック》で記事書くんかい
最後まで読んでいただきありがとうございます。読んでくださった方に少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。それでは次の記事でお会いしましょう。

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