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【構築済みデッキではじめる統率者戦!】【閑話】#1.5 構築済みデッキのキープ/マリガン基準

どうも、くろです。

『構築済みデッキではじめる統率者戦!』企画はじめて間もないのに、いきなり閑話です。

前回の記事で、構築済みデッキをまずはそのまま回してみよう!と書いたのですが、デッキを回す前段階の話をしてなかったんです…

そう、構築済みデッキのキープ/マリガン基準の話を。

構築済みデッキのキープ/マリガン基準

大抵の構築済みデッキのマナ基盤は、2マナの呪文(緑以外ならマナ・アーティファクト、緑は《不屈の自然》系の土地加速)、それとそれなりの量のタップイン土地を含んだ土地で構成されています。

例えば、今回取り扱っている『猛進の墓地』では以下のような構成です。

  • 土地総数39枚(そのうち、タップイン土地は16枚)

  • 2マナ以下のマナ加速は8枚(3マナ以下の場合、9枚)
    ※《ヤヴィマヤの古老》、《つややかな牡鹿》は4ターン目に統率者をプレイするパターンにほぼ寄与出来ないので上記カウントに含めませんでした

初手7枚で開始できた場合、3ターン目までに通常ドローで3枚は最低でも引いているので、その時点での土地枚数の期待値は3.9枚です。4ターン目のドローも含めればその時点での土地枚数の期待値は4.3枚となります。《不休のディサ》は5マナなので、3ターン目までに一回以上のマナ加速が行えていれば4ターン目にプレイすることが可能になります。

ただしこれは、確定タップインの土地も含んでいます。3ターン目時点での確定タップイン土地の期待値が1.6枚であるため、少なくとも一ターン(多くの場合は二ターン)はタップイン処理に充てる必要があります。

そのため、以下のような行動が想定できる手札がキープできる手札、ということになります。

1ターン目:土地をタップイン。
2ターン目:土地をアンタップイン。マナ加速呪文をプレイ。
3ターン目:土地をタップイン。(3マナ以下の呪文をプレイ。)
4ターン目:土地をアンタップイン。統率者《不休のディサ》をプレイ。

これらを纏めると、二枚以上の土地一枚以上のマナ加速のマナ加速呪文を含んだ7枚が来るようにマリガンすべきということになります。

ただし、これは自分視点での話であり、自分がマナ加速できなくとも、3ターン目までの他者の妨害が出来る手札もまたキープできる初手です。

その場合、二枚以上の土地一枚以上の妨害カード(このデッキの場合は除去)を含んでいればOKとなります。

手札を減らし過ぎてもゲームにならないため、フリーマリガン含め3回目のマリガン以降は土地が1枚以下ということでなければキープしてしまった方がいいでしょう。厳しくマリガンするよりもまだゲームに参加できるでしょうからね。


というわけで、本来ならば#1か、その前で書くべき内容でした。
次回はちゃんと本筋のお話です。

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