暮らしの中のちょっとした防災
私達が住んでいる日本が地震大国だということは、近年の大きな震災を見て分かるかと思います。
私は東日本大震災を東北の被災地で経験しました。
当時18歳の、高校を卒業したばかりの頃です。
あれからもう10年以上が経ちました。
現在私は2人の子を持つ母となりました。
心の片隅で、いつもあの日を恐れています。
東日本大震災後も日本では大きな地震が度々起こっているのもあって、防災意識が高まってきています。
しかしそれでも、防災グッズを揃えるとなるとお金も時間も要ります。
仕事に家事、子育てと日々忙しく生活していると、大事な事だと分かっていても、どうしても後回しになってしまいますよね。
今日は私が日々の生活の中で意識して気を付けている3つの事をご紹介いたします。
すぐに実践できる事なので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
・廊下に物を置かない
・エアコンや背の高い家具の下にベッドやソファを置かない
・就寝時はドアを完全に閉めない
・廊下に物を置かない
これは避難経路を確保するためと、避難する際に廊下に落ちている危険物で怪我をしないようにするためです。
物は置かないことが一番ベストですが、インテリアや雑貨が好きな方は、物がニッチや棚から落ちてこないように、100円ショップなどに売っている滑止めシートなどを敷く事をお勧めします。
・エアコンや背の高い家具の下にベッドやソファを置かない
万が一大きな地震が来た時に、エアコンが落ちてきたり、タンスやラックなど背の高い家具が落ちてきたら危険です。
ましてそれがベッドの真上やソファの上だったら、大変な事になります。
我が家は基本的に背の高い家具はなるべく持たないようにしていますが、もし背の高い家具をお持ちなら、配置には十分注意してください。
その中でも特にリラックスしている事の多いベッドやソファの上には、何も置かない事が一番です。
・就寝時はドアを完全に閉めない
これは地震発生時に“ドアが歪んで開かない!“という事にならないようにする為です。
外への逃げ道確保のため、窓ももちろん開けた方が良いのですが、ガラスが割れたりする可能性もあるし、寝ている時に咄嗟に開けられるのか?という理由で今回はなしにしました。
子どもと別室という事もあって、すぐに駆けつけられるように互いの部屋のドアは少し開けてあります。
以上の3つが私が日頃意識して気をつけている、お金を掛けずにできる防災です。
防災はハードルが高いと思っている方は、まずはできる範囲のことから少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。
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