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入院日記①〜ママ、羊水少ないよ!〜

【前置き】
9/1 妊娠23週5日目。
羊水過少のため紹介先の病院を予約受診。
その後緊急入院となる。

ここでは、主に私が診断された内容と受診までの流れを書いています。


そもそも羊水過少とは何か?

字の如く、羊水が少ないこと。

羊水過少を起こす病態は、子宮の循環が悪くなる母体側の要因として、妊娠高血圧症候群(胎盤機能不全)、膠原病、血栓症などがある。一方、羊水の主成分である胎児尿の産生が減少する胎児側の要因として、腎無形成、無機能腎(先天胎児異常)、閉塞性尿路障害、胎児染色体異常、胎児発育遅延、胎児死亡、過期妊娠などがある。また、子宮-胎盤-胎児循環の悪化として、胎盤梗塞、双胎間輸血症候群、胎盤機能不全なども原因となり得る。また、破水して羊水が流出するのも原因精査の上で重要である。

公益社団法人日本産婦人科医会より
https://www.jaog.or.jp/lecture/36-羊水過少/

まぁとにかく、赤ちゃんを包む羊水が少ないことで、子宮内で動きにくくなったり、呼吸機能や腎機能の発達に影響をきたしてしまうリスクがあるのです。

そして、だいたい入院して羊水が増えるのを待ってみようという流れになるらしいです。

私の場合は、明らかに胎動が少なくなって、病院受診した結果、羊水が少ないことがわかりました。


胎動が少なくなってきた時、パートナーはそんなに気にしすぎることはないと言ってたけど、やっぱり子どもとつながっている母の勘はこういう時に鋭いからすごいよね(ほんとは何もないで欲しかったけど)。

紹介先を受診

9/1 朝5時。
パートナーのアラームで目が覚めました。

もしかしたら採血とか検尿とかあるかもしれないので念のため食事はせず、母も一緒に病院へ。

外来で初診受付して2階の産科外来を受診。問診票が多い多い!めちゃめちゃ多い!「何回書くねん」ってぐらい書きました。

診察

診察室に呼ばれ入ると、女の先生と、その横にはクラークさん、助産師さん。

まずはエコーで赤ちゃんを診てもらいます。
頭部、腹部、大腿骨まではかかりつけの病院の先生と同じように診てたから、だいたい決まったチェックルートなんだなと思って眺めてました。

すると、突然青色と赤色のモザイクが出てきて、急に大病院っぽいことになってきたww

しばらくすると音?みたいなものを録音し始める。そうすると画面に心電図みたいな波形が出てきて波が一定なのが見えた。心音では無さそう…。

いつものエコーの倍の時間ぐらいエコーを見たあと、赤ちゃんの異常はなさそうとのこと。やはり羊水が少なく、通は5ぐらいあるのが3ぐらいしかないそう。「入院して経過を見た方が良いと思う」と説明されました。

「診察もさせてね」と、エコーが終わると内診台へ。
内診台に乗る準備をしていると、カーテン越しに「来週はベットが埋まってます」と話す声が聞こえ、このまま入院することになるのを覚悟。

内診台に乗ったので、てっきり経膣エコーをするのかと思いきや、膣内を検査しただけで終了。内診台を降りる時に、「今日から入院できそう?」と聞かれたので、「ハイ」と答えました(じゃないとベッドないもんね!)。


入院しましょう

その後、もう一度診察室に戻り、パートナーと先生から説明を聞くことに。

先生がエクセルで、要因を順番に書いてくれて、内容的に母体側の原因の見解。管理入院で、羊水が増えるかどうかを観察することになりました。

同意書の説明をされたあと診察室を出て、そのあとはひたすら助産師さんが持ってきて書類や同意書にサインをしまくる時間。

またアレルギー書かないといけないの!?さっき書いたのに!と思いました。

助産師さんがやってきて、「もう病棟に上がってきてほしいみたい」と言われ、パートナーや母とはここでさよなら。

突然すぎる…笑。

病棟へ

助産師が持ってきたのは外来から病棟までの移動するための車椅子!

元気なのに車椅子に乗せられるのは変な気分でしたが、病棟に到着。部屋の準備ができてないらしく、陣痛室へひとまず入室しました。

ここから私の初めての入院がはじまる…。


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