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自我復元・実習者の推薦文(不採用バージョン)


◆はじめに

本記事は無明庵が提唱する分割自我復元法実践中に判定依頼に関係する内容とは別に、下記の体験談募集の投稿に対応して送付した文章になります。

[72]★分割自我復元★その71★ 『使用者の体験談募集』  by:鈴木崩残  2012/01/07(Sat)09:49:14 

http://www.mumyouan.com/k/?S72


時期的には四回目の復元率報告後、五回目の判定依頼を出すまでの期間に送付したものです。他の実習者投稿分も含め最終的に採用されたものは下記の投稿にあります。

[73]★分割自我復元★その72★ 『自我復元、実習者の推薦文』  by:鈴木崩残  2012/01/10(Tue)05:47:29

http://www.mumyouan.com/k/?S73





◆不採用の理由など


問題となったのは、私が送付した3回目のメールの内容です。
AC人格全開の文章を送付してしまい、あまりの酷さに鈴木(EO)氏から少なからず引かれてしましました。もちろん不採用です。

しかし、そこで終わらず違和感を感じたポイントを教えていただき、当時無自覚だったAC人格や思考パターンを目にすることができました。

3回目のメール文章は、作成に際しての前提は勿論、滲み書の使い方など文章そのものがNGの為、情報は取捨選択が必須となりますのでご注意ください。

当該メール文章に限ってはあえて鈴木氏のドン引きメール返信部分まで読み進まずに、まずは読者が自力でAC人格が作動している箇所を探し、後から鈴木氏のメールで答え合わせをしてみるなど、文章内に潜むAC人格を嗅ぎ分ける為の実験的な文章サンプルとして見ていただければと思います。

この為、記事は3回目の私のメール文章を先頭にし、以降鈴木氏の返信、1回目と2回目のメール文章となるように配置を調整しています。

以降本文となります。


◆3回目メール文章と返信メール


2012/01/15 (日) 21:04
アンケートの回答3 黒九

鈴木崩残さま 
アンケート回答(主に滲み書中心)まとまりましたのでメールいたします。
 
今回のアンケートに関して私の投稿文の中で、滲み書についての意識が触れていない事が気になりますので書く事にしました。
他の方の投稿文の内容に関してではなく、私自身の中で滲み書に関して「意識化」ができていないことが不満な為に投稿致します。
 
ターゲットはファミリーレストランで、お茶をする際にたまたま隣に座っていた女子2人に対してです。
お互い面識もない状態かつ、何に興味をもっているか不明な状況で、何かの理由で「滲み書」の説明する状況になったことを想定(妄想?)してみました。
年のせいか、上から目線が発動しそうになるのを押さえつつ、可能な限り興味を逸らせない内容にしたつもりですが、難しいです。
 
お陰さまで、崩していた体調は回復し始め、熱は下がり、食欲も出てきました。
 
よろしくお願い致します。
黒九
 
ーーーーーーーー以下本文です。ーーーーーーー
 
復元率を判定したときに必ず付いてくる「滲み書」
復元作業に取り組んだ、ご褒美として、
開運の為のラッキーアイテムとして、
復元作業を後押しするツールとして、
手に入れた方の数だけ、感じ方や受け取り方も人それぞれです。
 
では、私はどのように使っているかといいますと、「増幅ツール」として使っています。
 
例えば、目の前に「龍心」という滲み書があるとします。
単純に「かっこいいなあ」と感じます。
普段は、観察はそこで終わり、次の瞬間には意識が向いた他のものに興味を持ち始めますが、ここで暫くの間、滲み書に意識を向け続けていると、
私の場合は、次の様な「問いかけ」と「回答」の連鎖が訪れます。
 
●どこが「かっこいい」のか?(文字の止め、はねの、力強さにそう感じる。)
●なぜ「かっこいい」と感じるのか?(躊躇や迷いがない文字の勢いに、そう感じる。)
●何と比べて「かっこいい」のか?(これまで見てきた他の作品に比べてそう感じる。)
●記憶の中で似たものはあるか?(どこかで見た龍のイメージに近いかも。)
●その動物はどうしているか?(目の前で世界を見つめている。)
●それを見たあなたはどう感じたか?(この動物から見た世界はどう見えるのだろうか?)
●龍の目線から見えている世界をあなたはどう感じるか‥‥?
 
一つの観察と思考の結果が次の観察と思考を呼び起こし、これまでは「この辺が、私の観察力や思考力の限界かなあ」と感じていた地点を気が付けば大きく飛び越すことができます。
 
文字毎に、感じるもの、見えてくるものはそれぞれ違いますが、ここでの増幅作用は、自分を取り巻く現実世界でも応用でき、
問題に向ければ「解決力」が増幅され、
行動に向ければ「行動力」が増幅され、
創作に向ければ「創造力」が増幅されていきます。
分割自我復元と平行作業で進めた場合には「復元力」が増幅されます。
 
何を増幅するかはあなた次第。
他に類を見ない増幅ツール「滲み書」
あなたも使ってみませんか?
 
注意事項:自我が正常に戻るに従い、増幅する必要がなくなることを、あらかじめご理解の上で、ご使用ください。


2012/01/16 (月) 9:15

Re: アンケートの回答3 黒九

黒九さんへ

●あまりにもいじりすぎです。
黒九さんにとっては真実なのでしょうが、
広告文という目的は果たせません。

何かの理由で「滲み書」の説明する状況になったことを想定(妄想?)してみました。

アンケートの回答3より

この妄想(想定)には、無明庵の読者ですら引くと思います。

上から目線のおつもりはなく、また自慢のつもりでもないのは重々分かりますが、
「俺は、こういう視点をもてる」という自慢に受け取られる可能性が大の文脈です。

これは決して「批判」ではなくて、私の中の事実として言いますと、もしも「自我復元のインストラクター」というものが存在し得るとしたら、私は黒九さんを決して選びません。(現時点ではという話)
相手の視点に立つつもりが、真逆の視点であることが多いからです。

ちなみに、今回の紹介文ですと、
滲み書欲しさの為に、ろくに復元をしていない人からの依頼を刺激してしまいそうなので、それも掲載しない理由でした。

今回の内容は、一般向け宣伝文ではなくて、
精神世界に頭を突っ込んだ人という極めて限定的な領域であれば、悪くはないと思いますが。

それでは。

崩残

2012/01/16 (Mon) 19:17
Re: Re: アンケートの回答3 黒九

鈴木崩残さま。

返信ありがとうございます。

もう一度、自分の文章を改めて読み直してみました。

メール送信時の状況を思い出しながら改めて考えると、
目的が「広告文の作成」から、「独りよがりの不満の解消」にすりかわっていることに、自覚がうすいまま、ただ、自身の不満を文章化できたという達成感に酔いながら送信をしていました。

又、ターゲットも、なぜ、そのターゲットを選んだかを自身に問い直す事を怠っており、

たまたま、そこにいたからでは理由にならず、
ターゲットとして面白そうでは理由にならず、
興味を維持しやすいからだけでは理由にならず、
ひょっとすると、興味のある対象に上から目線で、今自分が考えていることを伝えたいという、思いがそうさせたのかもしれません。

少なくとも、このメールを書くまで、受け取る側がどう感じるかを具体的に意識化していなかったことは確かです。

結果、出来上がった文章は、

しかも受手の印象としては、
「俺は、こういう視点をもてる」という自慢に受け取られる可能性が大の文脈です。

Re: アンケートの回答3より

煙のないところにはなんとやらとあるように、改めて考えると、自慢は0%ではありません。
思いもよらない結果ですが、しかし、振り返って考えると、確実に自分が発生源の現象がそここあることを知りました。

滲み書欲しさの為に、ろくに復元をしていない人からの依頼を刺激してしまいそうなので、それも掲載しない理由でした。

Re: アンケートの回答3より

これも、自分がどうのこうの以前に、サイトに呼び寄せたくないタイプを、呼び寄せる言動をしていたことに、気がついていませんでした。

また、危機感を感じたのは、

相手の視点に立つつもりが、真逆の視点であることが多いからです。

Re: アンケートの回答3より

です。見事に間逆です。というか、改めて読み直してはっとさせられたのですが、未だ精神世界ファンな部分がある「自分」に向けて推薦してしまっています。お恥かしい限りです。

これは、
自分が考えている通りに相手も考えている「はずだ。」
自分が思った通りに相手に伝達できている「はずだ。」
これだけ、代償を払ったのだから、私が作ったものは皆にとってもいいものである「はずだ。」
前回、前々回もうまくいったので、今回もうまくいく「はずだ。」
相手は、私が相手の事を良く思うように、私のことも良く思ってくれている「はずだ。」

そして、真実ならどういう表現をしても誤解がない「はずだ。」

など、疑問を持たず、検証もせずに、自分の想定と行動と結果が完全に一致しているという思い込みの上、そうでないことはありえないと、現実から都合に合わせて目を背けている性質が未だ私の中にあることを認識できました。

以後、物事がうまく進んで、浮き足立っている時ほど注意していきます。

又、前回のメールにあった「視点コントロールの駄目出し」がここにまで及んでいることも判明しました。
しかも、そこで呼び込むものは想定と逆の性質であり、
酷い時は、呼び込んだ物を疑がいたくないので、解決や対応できないのは当然だと思います。

思えば、これが原因であろう、当時はうまく対処しているつもりだったことでも、今の地点から考えると疑問に感じることが、生活や恋愛、仕事の記憶からちらほら思い当たります。これは少し時間をかけて整理していきます。

自分では乖離の少ない観察をしているつもりでしたが、そもそも観察方法を好みで選んでいるが為に、実際は乖離どころか正反対な現象になってしまっているとは想像以上の事態です。「視点コントロールによる悪化」を改めて実感しました。

今回、アンケート依頼にそぐわない内容のメールを送ってしまい、失礼なことをしてしまったにも関わらず、返信メールをいただきありがとうございました。
そして、未だに避けている性質、足を引っ張っている性質、取り組み残しまで見せていただきありがとうございます。

気を引き締め直し、残りの復元作業続けていきます。

黒九


2012/01/17 (火) 15:37
Re: Re: Re: アンケートの回答3 黒九

黒九さんへ

今回の件は、以前に黒九さんが御自分で分析されていた、
学校で人気を集めたという成功体験を引きずっていることと、そのそもそもの原因に起因するものと思われます。

ただし何度もいいますように、自我復元の進行とともに、自然に理解し、解決することですから、無理に掘る必要はありません。
むろん気が向けば掘ってもかまいませんが。

「視点自慢」という心理を持つ人たちはいます。
もしかすると、私もまだ若いころはそうだったかもしれません。

他人と拮抗するため、あるいは、他者より優位に立つために、それこそ、人間というのは、自覚的であれ無自覚であれ、いろいろな方法を使います。

最下部は金の地力ですが、その次が、いろいろな分野での実力自慢で、それと同じ系列が知識自慢です。
しかし、そのいずれでも秀でない場合に、視点自慢というのが実はあります。

たとえば、小学校や中学校のときに、
他の生徒が気づかないような質問や疑問を提示して、
それが周囲や教師から何かの評価をえた場合などに、
これによく陥ります。

こうなると子供は、あまのじゃく的に物事を必要以上に小難しくいじったり、あるいは、無理にでも、他人と違う視点を持とうとします。

こうなる理由というのは、やはり、場や、あるいは対人関係における、自己存在意義に対する恐怖や不安といったものであることは確実です。

肉体と同じようにパーソナリティーも生存が脅かされるといろいろな画策をしますので。

しかし、そもそも、変わった視点というものはなく、
あってもそれは相対的に周囲と変わっているというだけのことであり、
また、仮に、芸術や科学などの分野で変わった視点を得ても、それは、ほとんどの場合に、偶然か、またはごく自然に得るものです。

ごく自然に得たものを、人は、とりたてて他者に主張する材料にすることはありません。

そんなところです。

敬具

崩残




以下の文章は1回目及び2回目送付分の文章となります。
基本的には2012年当時に送付したものから個人情報は消去してはいますが、なるべく原文のまま掲載しています。


◆1回目メール文章

2012/01/10 (火) 12:33
アンケート回答 

鈴木崩残さま
アンケート回答まとまりましたのでメールいたします。
 
ターゲットは、
「不満から目を逸らす為、別のものに夢中になることを選んでいる人」
に向けてです。
実際に私の周りにいる人達、そして過去の私自身でもあります。
 
自分の問題に向き合う前に、
根拠も薄いまま、自分達はとてもすばらしいことをしているんだ!と思いたがっていたり、
家族に自慢できる、家族以外の、もたれかかれる存在がほしかったり、
尊敬できたり、崇拝できる他人の考えに「同調する」にことを、不安を感じなくてもよくする方法として、選びたがる性質があります。
うすうすは感じている、本来解決すべき問題の一つである、「他人との関係性」を優位にするために必要だと思ってか、選択項目の中に、信者の数や評価など「ブランド力」も関係しています。
 
 
要点は自分が「現実的に使えるか、使えないか?」だけであり、これ以外の理由はないと今では思うのですが、
当時は、目新しいおもちゃに夢中になっている子供でしたので、関係ありませんでした。
 
 
そんな過去の自分と対象者達の不安にやんわり触れながらも、自動排除のハードルを越える為に今の状態を全否定しないように心がけ、さらに興味を持ちそうなフレーズを使って作ってみました。
 
 
 
-------以下 本文です-------
 
「分割自我復元法を薦める理由」
 
過去や現在の偉大な人から始まり、歴史や実績に裏付けされた信念体系。
廻りを見渡せば、必ず見つかる願望実現法や占い。
街を歩いているだけでも、あちらの方から声をかけてくれるグループや組織。
心の悩みを解決してくれるというカウンセラー。
 
それぞれ、興味と好奇心から関わったことがあります。
効果はまずまずで、お願いごとが「まあまあ」叶うことも「しばしば」あるのですが、途中でやめてしまいます。
 
なぜなら、あまりに時間と労力とお金がかかりすぎるからです。
なにかを手に入れる為には、地道な努力が必要なことはわかるのですが、
もっと、少ない時間と労力で効果が出る方法はないかと探していました。
なぜなら、ゴールが始まりだと考えるからです。
 
例えば、ある信念体系をマスターする為に必要な期間が20年かかるとします。
30歳で始めた場合、50歳でマスターすることになるのですが、寿命を70歳とすると残り20年の人生しかありません。
 
20年の修行のあとに、たったの20年しか、手に入れた体系を活用した人生を生きることができません。
そして、はたしてその年齢まで生きる事ができるのかとか、万が一、方向転換した場合のリスクを考えると、
 
支払う対価はあまりに、「多すぎ」で、
残された時間はあまりに、「少なすぎ」です。
 
最悪のケースは、「あの時、別の道をすすんでいたらなあ」と後悔の念を残しながら、心の底では納得出来ない人生にどうやって自分を擦り合せようかと、毎日考えながら過ごす日々は今考えただけでも「ゾッと」します。
 
その点、分割自我復元法は、
内容もシンプルで効果も出易すく、2~3年の比較的短期間で卒業することができます。
つまり、卒業してからでも、他の体系を探求したり、学ぶ時間は十分にあります。(その時でも興味が続いていればですが。)しかも、自我の復元により、一人の人間として、「感じ、考え、行動する」機能が正常に作動しますので、同じことを学んだとしても、復元前に比べ理解力や効果の劇的な違いを体験することができます。
 
1、限られた時間の中で生きているので、なるべく短期間で効果が出易い方法を選ぶことで、残りの人生を十分活用できる。

2、何かを探求したり、学習する場合、これらをとても効率よく行うことのできるアイテム、「自分で感じ、考え、行動する」ことを備えてから、スタートできる。

3、実習中には、進行を強力にバックアップしてくれる「滲み書」がもれなくセットで付いてくる。
 
これが、私が分割自我復元法を薦める理由です。



◆2回目メール文章


2012/01/14 (土) 23:32
アンケート回答2 

鈴木崩残さま
アンケート回答まとまりましたのでメールいたします。
 

精神世界に関心の無い人達にむけての推薦文です。
以前、本の収集癖があった私自身に対しての推薦文でもあります。
その時の私は何かの解決方法は外部にあると思っており、情報集めに夢中でした。
 
その時の私と、私の周りにいる人たちに向けて書いてみました。
最後のほうにある「凛として、そこに立つ」は今日の朝方、夢の中で桜の間を見たときに印象に残っているキーワードでしたので使っています。
 
先日、夜中に発熱してうまく寝付けず、今日も調子は決してよくないのですが、桜の間の「>このアンケートは、募集は今も続いています。」の文章がなぜか気になり、起きている時でも気がつけば、推奨文のことを考えていたり、夢の中にまででてきますので、出力せざるを得なくなりました。
 
よろしくお願い致します。
黒九
 
 
-------以下本文です----------------

「理想的な理想の叶え方」
私が、これまで行ってきた、分割自我復元法の効果を一言で表現するとこうなります。世界でたった一人の私専用の方法を、私自身で見つけることができました。
 
少し考えてみてください。書店には多くの本がありますが、その中には、今、抱えている問題を解決してくれる本は、はたしてあるでしょうか?
 
そこにあるのは、本を書いた著者に効果のあった方法であり、それを読んだ人にも効果がある方法とは限りません。
 
本に限らず、インターネットで見つかる情報を含め、他人が考えた、他人に効果がある方法は、自分に効果がなくて当然です。
 
では、どうすればいいのか?
 
無選別に情報を選んでしまっていることを一旦止め、解決方法を自身の中から作り上げればいいのです。
 
分割自我復元法では問題の解決方法を知ることはできませんが、問題を解決したり、理想を叶える為に必要な「私」の作り方、そして、取り戻し方を知る事ができます。
 
外部から情報を入力するのではなく、自身の中にある記憶や経験から解決方法を作成しますので、拒絶反応がありません。失敗も他の方法より少ないです。
また、実習を続けていると、観察力も強化されてきますので、あたかもシャーロックホームズのように、普通の人では見逃してしまう重要事項や理想実現をブロックしている要素を、普段の生活から数多く見つけることができます。
 
世界でたった一つの、自分専用フルオーダーメイドの理想的な問題解決方法を知っているあなたは、理想の目標を決め、凛として、そこに立っていればいいのです。もう、多くの情報に流される必要はありません。




記事は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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