靄の話



分かる人にはわかってしまうことだけど人それぞれ価値観があるし広くもあり狭くもあるネットの世界の小さな世界での出来事だけど綴る場所があまりになかったからここにきた。

私は愛について散々考えて生きてきたから好きな人とか尊敬する人とか軽く出会っただけの人とか皆んなに対してあなたにとっての愛はなんですか?と質問をしてきた。
それこそ名の知れた人とか言葉を綴る人の意見を聞きたい気持ちは強いから私みたいな凡人の言葉なんて届きもしないとわかっているけれど、届けられるスペースがあるのなら投げかけたい質問だ。

学がある、という表現は好ましくないかもしれないけれど頭が良くて面白くて語彙力や表現力に長けているとある私の好きな表現者がInstagramのストーリーで自由に質問をしてください的な所謂質問コーナーをやっていたから「愛について語ってください。愛とは」という質問をしたら動画で答えが返ってきた。

はい、でました。こういうくだらない質問
愛とは、とは、最後まで言う気がないなら言わなくてOK
これはくだらない飲み会で、はいここで一句、からの〜って言ってるのと同じレベルだから言わなくてOK

という回答だった。
まあ確かに愛とはで終わらせた私が悪いのかもしれないけれど、とはの後に?でもつけたら少しは意図した回答だったのだろうか。これで伝わる、と思った私が浅はかだったのだろうか。はるかに上回る意識の強さできちんとした言葉遣いをしない人にちゃんとしたかえしをする必要がないと思われたのだろうか。
私が散々愛について悩み続けた上でのこの過程を文字にして質問をするのは文字数的に不可能なのだ。(このInstagramのストーリーの機能に於いて)

軽率に質問したわけではないことをどうしてもわかってほしかったが、サワラヌカミニタタリナシ。
これ以上この方に何かを送ったり質問をしたりすることはもうしないが、大好きなこの方が考える愛を私は知りたかったから悔しかっただけだ。
くだらない質問ではないのに。

でもこの方のことを今でも尊敬しているし
凄い人であることに変わりはないが
どんな場所でも言葉を選び、丁寧に紡ぎ発信していくことを改めて身に染みさせることが出来たから
一つ学びになった。それで十分だ。それさえ愛なのかもしれない。



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