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イグナイト/ブレイズとかが出るプチDIY集積体

マストンドンのほうでトゥートゥーした二次創作DIYを随時追加とかしたい。500字プチ話とかがたぶんメイン

2017.05.10■500字百合■アサヤモ禁断のヒトリ・オリガミ行為■
待望の再会も束の間、アサリは笑顔でしめやかに帰宅していった。絵馴染二階、ひとりでは広すぎる部屋に残されたのは、アサリが折ったロブスターのオリガミだけ。「アサリ=サン…」ヤモトは騒乱の中で乱暴に抱き上げた彼女の体温…たしかな重みを思い出す。「アサリ=サ…アイエッ!?」気付くと、撫でていただけのはずのロブスターが折り開かれ、細かな折り目がついた一枚の正方形オリガミに戻っていた!「ア、アイエエ!……」オロオロしながら、慌てて折り直し始める……が、その時フシギなことが起こった。体温上昇。心拍数加速。もとの折り目に沿って紙を折るたび、なぜか興奮する!ヤモトは知る由もなかったが、それはかつてヒトリ・オリガミと呼ばれたXXXX行為であり、想い人が作った折り目をひとつひとつ精確にトレースすることで何かがほとばしる!「アサリ=サン…ロブスターナンデ? アサリ=サン!」ヤモトはウワゴトめいて問いかけながらオリガミを折り続ける!ロブスターが再完成したとき、彼女を何が待ち受けるのだろう?……しかし間一髪めいてザクロが駆け付け、ヤモトの体温は守られたのだった。


2017.04.27◆500字百合◆
「ダムンシット!」横転事故後めいて荒れ散らかったトレーラーハウスの中、ブレイズは寝起の頭を掻きながら悪態をついた。実際はハウスが横転したわけではなく、ブレイズがなくなった舌ピアスを探す過程で散らかしたのだ。ドルゥゥン!外ではビジネスの迎えに来たバイクが、繰り返しアクセルをふかし急かす。「…ファック!わかッたよ、行くよ!」捜索を諦め、ジャケットを羽織り渋々外へと出たブレイズは、「へるおー」と素っ気なくアイサツし、ナンシーのバイクのケツシートに飛び乗った。「ドーモ」ナンシーは言いながら振り向くと、何かに気付いたように笑い……突然、片手でブレイズの顎を掴み、もう片手を左耳に這わせた。「だッ、テメ…!?」ブレイズがキレて発火するより一瞬先に、耳たぶで、金具が外れる音……ウカツ!それは昨晩、エーリアスがドリトスを食べた際に舌ピを外し、なくさぬようにと耳の空穴に付け替えていたのだ!「舌出しててくれたら付けてあげるわ」「ブッダファック!?お前!……」手からピアスを奪い取り、そのまま顔面へ一発…お礼をくれてやろうとした瞬間、ナンシーは前を向き、すでにフルスロットル発進をキメていた。

#DHTPOST #ニンジャスレイヤー

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