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わたしの耳のおできちゃん 手術編

入院2日目は、何も無し。
この日(手術前日)は誕生日だったから、たくさんの看護師さんにおめでとうを言われる。わりと嬉しい。
人と話したりすることで、落ち着いてきて、手術の説明や準備の話、
署名などをしているうちに腹を括ってきた感じ。
母と電話で話し、夫が夕方売店まで来てくれてちょっとだけ会って話した。

そして当日。
当日は早起きして、変な服(手術着、短パンが意外とかわいい)に着替えて
点滴をつけられ、歩いて手術室に向かう。

いろんな看護師さんにICUについて聞いてみる。
というのが、父がここのところ大きな手術を何度かやっていて、
その度に「ICUは地獄だ」と言うので、かなりびびっていたのです。
そこから動けない恐怖、とか悪夢ばかりで眠れない、とかいろいろ
聞いて手術よりもICUにびびっていた。

「まあ皆さん2度と来たくないって言いますねー」
「ずっと音がしてたり声がしてて寝られなくて辛いみたいですね」

あー憂鬱。眠れない場合何を考えればいいんだろう。
嫌なことばっかり考えて苦しくなったら嫌だな。
なんてそんな不安を抱えつつ、手術室へ。

台に乗ってしまったら考えるヒマはなく、名前を確認されたり、手術の体勢を取ったり麻酔を入れられたり、最後ちょっと話しかけられて、
「(麻酔が)気持ち悪くてちょっと吐きそうです」と言ってフェイドアウト。
ICU編につづく

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