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【読書感想文】科学がつきとめた「運のいい人」

今回の読書は
中野 信子著『科学がつきとめた「運のいい人」』です。

『あなたは、運が良いですか?』
本書を読んだ後は、
この質問に『Yes』と答えるようになるのではないでしょうか。

本書では、脳科学の観点から『運のいい人』に共通する
考え方と行動パターンを解説しています。

運が良い人になるためには、自分を変えなきゃ、
と思う人も多いかもしれませんが、
運が良くなるためには、
自分自身を生かすことが、最も近道であります。

『運をつかむ』という言葉もありますが、
人にはそれぞれ『運』が訪れており、
実は、自分自身の心がけ一つで、
運をつかめるか、つかめないかが
決まっているのです。

誰もが運が良くなるにもかかわらず、
運が悪いと感じるのは、
今の自分に、運をつかむ心掛けができていない、
ということなのです。

繰り返しますが、
運が良いか悪いかを決定しているのは、
天の意志でも神の意図でもなく、
自分自身なのです。

では、運が良くなる心がけとは、
どんなものかというと、

本書の中で私がなるほど、と感じた心がけは
・自分を大切にする
・具体的な目的を持つ
ということです。

まず、自分を大切にすることについて説明すると、
身なりや持ち物、振る舞い、言葉遣いなどでも、
自分を大切にすることにより、
他人からも大切されるようになります。
そのため、良い機会に恵まれることが多くなります。
逆に、自分を大切にしていない人は、
他人からも大切にされないので、
良い機会に恵まれることも少なくなっていきます。

次に、具体的な目的を持つということですが、
目的が明確でない人は、
もし自分の目の前にチャンスが訪れていたとしても、
目的が明確でないがゆえに、
そのチャンスに気がつけないのです。
逆に目的が明確な人は、
自分が成功をつかむ準備ができているので、
チャンスに気付き生かすことができる、
ということなのかと思います。

その他にも色々と
『運が良い人』の考え方について書かれていますが、
最も大切なことは、
『自分は運が良い』と信じることです。

『自分は運が良い』と信じることで、
色々な事象が起こったときに、
運のせいではなく、自分に原因があると考えます。
原因を自分にあるすることで、
自分を磨く努力ができる。
そして、努力しより良い自分になることで、
運をつかむチャンスが増えていくのだと思います。

『運が悪い』と嘆く人は
決して運が良くなることはありません。
『運が良いかどうか』は天が決めるのではなく、
自分が決めるのです。

この本を読んで、自分も、
ちょっぴり運が良くなった気がしています😊

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