いつか死にゆくあの住処-5
1.前回のあらすじ
祖母がかつて生きていた頃と亡くなった後の家の変化について比較しました。
そして一人暮らしになった祖父はやりたい放題となっていったのです。
2.祖父の悪行
祖父は長年、金銭トラブルを起こしていました。
怪しい商売、霊感商売に飛びついてたくさんの金を失ったのです。
その他にはマルチ商法にはまって、知り合いを勧誘していました。
その知り合いの家族から祖父は恨まれているらしいと生前の祖母から聞いたことがあります。
祖母が亡くなった後は振り込め詐欺に騙されるようになりました。
ある日、コンビニで振り込みをしていたところ店員から詐欺に遭っているらしいと警察に通報、その後保護されました。
身柄の引き渡しの際、叔父(長)が引き取りに来たのですが祖父は口うるさい叔父(長)より静かな叔父(次)に来てほしかったらしく、怒ったそうです。
これまでに何度も家族会議を開いて祖父に何度も怪しい商売に手を出さないよう説得していましたが、祖父は聞く耳を持ちませんでした。
どんどんと減っていくお金に祖父は心細くなったのか民生委員に相談し、その話が母と叔父(長)(次)に入ります。
後々、とんでもない事実が明かされることになりました。
3.祖父の奇行
祖父には他にも困ったことがありました。
これから語るのには苦労しますし、読むのも苦労するものだと思います。
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