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TRF、ミュージック・ステーション出演

 今日、TRFがテレビ朝日の番組『ミュージック・ステーション』に出演。『EZ DO DANCE』と『survival dAnce~no no cry more』をメドレーで披露し、前者はTwitterのトレンド入りした。歌い終わった後に、ボーカルのYU-KIが親指を立てるGoodのサインを出していた。これまでのTV出演ではしなかった仕草だ。あらかじめ、やろうと思って出したものではなさそう。その瞬間のYU-KIを見ていると、作ったものではない自然な表情に感じられた。まるで予期していない、嬉しいことが起きたかのような。手を出した方向から察するに、これはもしや画面に映らない所でスタンバイしていたT.M.Revolutionから、TRFのパフォーマンスに対して何らかのアクションがあって、それに応えたものだろうか。だとしたら西川貴教も粋な計らいだね。続く自身の出番でも『HOT LIMIT』の歌詞「ダイスケ的にもオールオッケー」の部分を、司会のタモリにかけて「カズヨシ的にも」と、歌っていた。こういうアドリブは楽しい。T.M.Revolutionが歌った曲も聴き慣れてはいるが、今日のアレンジは初めて耳にした。現代にフィットして、ますます磨きがかかっていた。今聴く分には、こちらの方が良い。

『EZ DO DANCE』は今日の企画のひとつ、昭和・平成最強の夏うたTOP10の第9位にランクインした。また、近年でもlol-エルオーエル-、Lynx Eyesなどの若手アーティストにも歌い継がれた、末永く愛される名曲。名実ともにジャパニーズ・ダンス・クラシックといえるだろう。筆者はこの曲を発売当初から愛聴し続けてきた。素晴らしいとは思っていたが、まさか30年近く経っても地上波で流れるほど定着するとは…プロデュースを手掛けた小室哲哉も、当時ここまで想定していただろうか。ただただ、驚くばかりだ。

 また、今日の出演者が、各自幼少期の写真を持ち寄って、誰が一番かわいいかを決める企画があった。そこでタモリが選んだのは、まだ高瀬浩一だった頃のDJ KOOが、片手を上げて立っている写真だった。写真自体よりも、DJ KOOがコメントした「Put your hands up !」にインパクトがあったからだろう。

 歌にトークに、おおいに盛り上げてくれたTRF。今年の彼らは年末年始からメディア出演に積極的だ。いつまでも元気な姿を見せて欲しい。また、ランキングの上位3曲をスマホの早押しで決める企画で、MCの並木万里菜から「どの曲に入れましたか?」と訊かれた西川貴教の返答が「3つ、まんべんなく押しました」だった。これも意外な切り返しで面白かったなあ。


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