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Sarah L-eeが歌う『I AM I』、ラジオ番組・Pop Life VOL.137にてオンエア

 12月10日放送のDARAZ FMの番組・Pop Lifeを聴いた。実際にオンエアされた楽曲とともに、感想を書き綴ってみたい。
 近頃、他のアーティストのライブを観覧する機会が多くなったShinnosuke。今回はaccessの30周年記念ライブの話だった。ザ・リーサルウェポンズのアイキッドと大楽総詞アナウンサーと一緒に観たそうだ。Shinnosukeは木根尚登のソロデビュー30周年記念ライブも観覧している。長いキャリアを積み重ねてきた先人たちの素晴らしさを強調していた。
 プロの現場に出てからは、関係者席で観ることもよくあるという。「なんだかズルイ!という声も聞こえてきそうですが…」と前置きしてから、もちろん自分でチケットを取って観に行くこともあると言っていた。

 今回はこの曲からスタート。
マライア・キャリー『恋人たちのクリスマス』

 
 Shinnosukeも「この曲で盛り上がらない人なんている?」と言うほどの定番。続いてはこちら。

Sara L-ee・浅倉大介・Shinnosuke『I AM I』

 年の瀬で一年を総括する時期。今夏、番組で何度もエアプレイした曲だ。Spotifyでの再生回数も、気づけば5万回を超えている。「何度でも擦っていきますよ!」と意気込んでいた。今後もガンガンかけていくつもりのようだ。
 作曲を浅倉大介、歌詞とボーカルをSarah L-ee、アレンジをShinnosukeが担当。3人の連名でリリースできたことを嬉しく思っていて、Shinnosukeにとっては宝物のような曲だという。

 ボーカリストのSarah L-eeは、アルバムリリースが目前に迫ってきた。今作は彼女のキャリアの中でも、Shinnosukeと出会ってからの作品を総括するような内容になる。過去作のリミックスも収録されるとのこと。

 リリースに伴って、今年一度実施した生配信をやってみても面白そうだというShinnosuke。喋りながら閃いた感じだったので、具体的なプランはまだ何も決まっていないだろう。もし実現に至れば、リスナーにとっては盛り上がる要素がひとつ産まれることになる。

 音楽雑誌などである程度のページ数をとって、彼女の新作についてたっぷりと紹介できるような場所があれば一番いい。だが、そうでなければどこかから取材されるのを待つことなく、自ら思いの丈を打ち明ける場所を設けてしまえばいい。楽曲の出来栄えが重要なのは当然だが、それが完成に至るまでのプロセスもSarah L-ee自身で語れるようになると、受け取るリスナーも作品への愛着が深まっていく。こちらも音楽活動においては疎かにはできない。Spotifyでは、自らの肉声による作品解説を、楽曲と並べて公開しているアーティストもいる。面白い試みだ。

 他局の番組の話になるが、COLDFEETのWatusiが須永辰緒との対談の中で、たまたまその場の軽いノリで「新作のライナーノーツ書いてよ」という流れになった。その後、本当にアルバムの全曲解説がウェブに掲載されたことがある。こういうことができる仲間は心強い。

 Sarah L-eeにも、将来的にはこんな間柄になれる仲間ができるといいのだが。今はまだ自分のPRでいっぱいいっぱいかも知れない。一方でShinnosukeは諸先輩方から直接刺激を受けて、自らのスタジオ・ワークに反映させている。彼女も他のアーティストの活動の場にどしどし顔を出して、交流を生み出すと良い結果が返ってくるだろう。
 Sarah L-eeは、クリスマスの時期に松岡英明のライブでオープニング・アクトを務める。緊張して、どうしたらいいか分からないと言っていたようだが、彼女の歌唱力をもってすれば、きっと良い具合に会場を温められるはずだ。松岡英明が気分良く歌い始められるように、うまくバトンタッチしてくれるに違いない。レコーディング・ブースで出せていたような声が、観客を目の前にしても同様に再現できるかどうか。問題はそこだけだろう。
 松岡英明の背中を見て、なんでもいいから吸収して帰ってくるといい。自分の出番を全うするだけでも大変だろうが、せっかくの機会をモノにしておきたいところだ。

 それから、こちらをオンエア。
KISS『I Was Made For Lovin' You』

 KISSの存在なら、筆者も一応知ってはいる。だが、番組冒頭のマライア・キャリーのときにはすぐに曲が思い浮かんだものの、こちらは曲名を聞いた時点ではピンとはこなかった。実際に曲が流れてから「ああ、これKISSの曲だったんだ」と知るぐらいの曖昧な知識しかなかったところ。定番でも知らないものは知らない。ひとつ勉強になった。
 今月17日には自ら出演する、DISCO HARDAYZ BAND
のイベントも控えているShinnosukeは「この曲もやります!」と予告。まだリハーサルも何もしていないのに、威勢よく言い切っていた。もしかして共演者も「は?聞いてないよ?」という状態だったら面白い。それでもちゃんと合わせてくるんだろうけど。

 最後の曲は、サザンオールスターズ『クリスマス・イブ(涙のあとには白い雪が降る)』で締めくくった。

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