e+iMec講習会【基礎編(橋梁点検)】第1回試行開催
REIM長岡高専設立の目的である、若手建設技術者や自治体の技術職員を育てるための最もメインの講習会「e+iMec講習会」が、令和3年8月23日、24日の2日間にわたり開催されました。
iMecは、舞鶴高専「社会基盤メンテナンス教育センター」の頭文字を取ったもの。舞鶴高専iMecで開発された、eラーニングと対面講習会を組み合わせた講習会なので「e+iMec講習会」と呼ばれます。
(撮影のために一瞬だけマスクを外しています)
今回は第1回のため、オペレーションのチェックも兼ねて試行開催の位置づけです。講師はこの日のために舞鶴から駆けつけてくれたiMecセンター長の玉田和也先生、受講者は長岡地域社会基盤メンテナンス教育推進協議会から推薦された10名(新潟県長岡地域振興局、長岡市、見附市、小千谷市、出雲崎町、(株)中越興業、(株)大石組、大原技術(株))の皆さんです。約3週間、eラーニングでみっちり学修して、講習会に参加してくれました。
玉田先生の熱のこもった説明を熱心に聴く受講生。
「近接目視はこれぐらい近接せなあかん!」
2日目は近隣の橋に移動しての点検実習です。長岡高専の講師陣も加わり、点検の着目点をチェックしていきます。
コンクリートのひび割れは、原因を踏まえた対応が必要です。
午後からは、非破壊検査の実習。
最後は、タブレットを使った学習到達度確認試験です。この試験に合格すると、国立高専機構が認定する「准橋梁点検技術者」の資格が得られます。
前日の豪雨で屋外実習の開催が危ぶまれましたが、何とか最後までやりきることができました。講習会に参加してくださった皆さん、2日間の長丁場お疲れ様でした!
REIM長岡高専では、令和4年度からe+iMec講習会を本格開催いたします。日程・申込方法はホームページに掲載しますので、橋梁メンテナンスに詳しくなりたい方はぜひご参加ください。
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