指す将八回戦

指す将八回戦、ぺるそなおさん戦は、対中飛車となりました。

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Twitterのプロフィール欄に振り飛車、主に中飛車とありましたので、中飛車になったのは想定内でした。

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対戦までに何を採用するかが自分の課題でして、今回採用したのが袖飛車もどきの戦型にしました。

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45の地点を得ようと逆棒銀で狙いを決めましたが、44銀で飛車か桂がとらえられてしまうので、攻めとしては失敗する形になるのでよくありませんでした。(#)

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このまま中飛車の主張を通されると陣形的に不利と思い、歩でちょっかいをかけていきました。

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△3一飛車▲5五飛車△5七銀

となり、この銀を取るか、5八金を逃げるかが悩みました。取らなければ△4六銀から飛車が追われて先手が回ってこないと思い、▲同金としました。

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先の方針ですと取らないのが一手だろうと思いますが、と金を嫌い▲同飛車としたところ、△1五角と角を切って、4一の飛車の縛りを解除されました

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手が落ち着いて角道を開きましたが、こういうところで陣形を整えるのが本筋なんだろうと終わってから思いました。

駒の打ち込み所が多く、実際もそこから手を繋がれました。

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ここの攻防が詰みがあってもおかしくないと思い、また、

△6八金▲7八金△同金▲6七金△6八金の千日手があったのでこちらからは打開しようがないと思ったところ相手がしました。

‥‥最善を調べたところ、この地点で詰みがあることがわかりました。

▲7一銀△同飛車▲同馬△同玉▲6二銀

△同玉▲5三角△5二玉▲四二金△6一玉

▲5一飛車(#)

これは読めなかったです。自分の玉が詰まされそうですし、飛車が効いてるので詰まない印象であまり相手玉を見ていませんでした。

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千日手が打開されて、自分の玉も広い右辺に逃げることができたので心に余裕ができました。

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最後は相手の守りの飛車がなくなったので待望の7一角で勝てました。

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今回指し手の感触は悪くはないと思いましたが受けの展開だったので最後まで優劣つけがたい内容だと思いました。負けが続いていましたので勝ててよかったです。

ぺるそなおさん、ありがとうございました。

次のまついさん戦も頑張ります。