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多様なエロティシズム

Eros Readingを通じて、人の魅力の多様性と神のエッセンスを強く感じた。

自分を愉しむことは、自分を肯定すること。

性のテーマは、自分のコアな魅力、簡単に触れられたくないくらい大事なところで、その魅力は隠したいのに、お披露目したいような複雑な宝物だ。

女性にとって、このテーマは、潤いにも繋がっていて、充実した性生活だけではない自分である喜びが詰まっている。

性は天国と地獄が混じり合うところ。

性エネルギーが満ちていると生命力が湧く。

それは、ドロドロ、ヌメヌメ、ベッタリだけではない世界があり、その人その人の官能の世界、エロティックな世界の多様性に感動しきり。

ゴージャス、グラマラス、いわゆる超絶セクシーだけが、セクシーではない。

ふとした仕草や真剣な眼差しや怒ったり、泣いたりする姿がたまらなくセクシーだったりする。

性的なことは、親からの強い禁止や抑制がかかったりするものだけれど、それは自分のアイデンティティや自尊心にも影響があったり、そもそも自分の性エネルギーに対して無頓着で泉を枯らしてしまうこともある。
性交の回数ではなく、多くても枯れている人はいるし、少なくても潤いに満ちている人もいる。

交わりの時に、どうしてあんなに酸素を吸うんだろう、吸ってしまうんだろう、
と思っていたけれど、あの愛を受け取ろうとすることがあの独特の呼吸なんだろうなと妙に納得したりした。

女性は受け取る性。

受け取って受け取って、慈愛を与える。

自分のエロティックを受け入れてみたら、もっともっと人生は楽しいのではないかと思う。

あの動物的な行為が、果てしない宇宙との繋がりを強烈に感じさせてくれたりするのは何なのだろう。

何度も、何度でも、その深遠なる甘美な世界に身を任せていける安心感が私はたまらなく好きだ。

そして、静かにマンダラが浮かぶのも。


私たちは愛されてここに存在していることを感じていただければ幸いこの上ない。

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