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想像力は神が与えたエッセンス

 同じ地球に生きていても、体験することは千差万別。環境や境遇も密接に関係があるけれど、それでも体験することは人によって全く違う。
今も、日本で色々な場所で、色々な立場で、色々な意識で異なる体験をしていることを日々、耳にし、声を聴いている。

 いいことも続かないが、悪いことも続かないものだ。
究極的に今の環境を自分が選んでいるという意識で「今」を生きれば、苦しさの中にも、楽しさの中にも、緊張感と覚悟と共に自由であることを感じる。
常に様々な選択肢は用意されている。
自分がそこに目を開くか、
心を傾けるか、
その可能性に意識を向けるか。

想像力とは、神が人間に与えた神のエッセンスなのだと思う。それは創造性の源。
「たら」「れば」で終われば妄想の域を超えないが、その「もし、こうしたら」ということを実行した時、今までみたこともない世界を垣間見る。それがどんなに小さな行動だとしても。そして、それもいいことばかりでも、悪いことばかりでもないのだ。その時に「わーい」ということが後に苦しみになることもある。最悪と思えたことがその後、思いもよらない幸運と思えるような展開に誘っていたこともある。

今はもはや世界はどこへ行くかわからないということを自覚させてくれる。
そうなんだ。
どこへ行くかわからない、ということは創造できる領域があるということ。
果たして自分はどんな世界を創造したいのか。
英雄になりたい人もいれば、自分の庭を美しくしたい人も、
ただただ今の生活を続けていきたい人もいる。
その思いを本気で認めていくことは、マジで大事だと思う。そして本気でそれを大切にする。
ただ今の生活を続けることも、庭を美しくするのも、英雄になって世界を変えることも、同じように自身の生き甲斐と社会的な貢献になるのだ。壮大なことも、小さなことも同じく尊い。一人の存在の行うこと、考えることは、エネルギーとして生まれ、放たれるものだから。

 いいことばかりも続かないが、悪いことばかりが続くこともない。
いいとか、悪いとか、それはきっと人間が小さな世界で、その時、その瞬間に判断したことに過ぎない。それが結局のところ、どうなのかは、自分の世界が広がった時に、その全容の一部を知る。そして、世界が広がるたびに自分が何も分かっていなかったことを知り、新しい世界を知る。

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