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ふくぎ茶ともろもろの言いわけ

神楽坂の「離島キッチン」に行った時に、ランチの定食について来たピンク色のお茶が美味しくて。

島根県海士町のふくぎ茶(くろもじ茶)だったようで、お店で買えました。木茶タイプで、パックを開けたら、細かく砕かれた枝が入ってました。枝の時点でも良い香り。

お鍋で煮出してアイスティーにしました。美しいピンク色です。

香りが良く、少しスパイシーで爽やかなお味。夏は冷やしてすっきりした味を楽しみ、冬はホットで飲めば体がよく温まりそうです。

3月末に仕事を退職し、主婦兼フリーランスのような新生活が始まり、時間にゆとりができました。今までお茶はホットもアイスもティーバッグをお湯や水にポンと入れるスタイルばかりだったので、こうしてお鍋で煮出すということをしただけでも、ちょっと嬉しい自分がいます・・・。
ちなみに、山でキャンプや狩猟などする人は、その場で自生している枝を取って沸かして飲んだりするみたいです。なんだか想像するだけで良い時間になりそう。

購入したのは海士町の社会福祉法人だんだん さくらの家さんのもので、施設長さんのインタビューページがありました。

【島根県海士町】一度飲んだら忘れられないハーブティー「ふくぎ茶」に本気です|「さくらの家」施設長・本多美智子

色々ネットで検索していると、和菓子の楊枝にも使用されているほか、染色に使用したり、漢方、香油(アロマ)などにも活用されているようです。
香りを楽しんだり、味わったり、染めたり、枝を削って楊枝やお箸にしたり。様々な活用ができる素材だなと感じました。体験学習に良さそうな素材だなと思っていたら、すでに自然体験などで活用しているところもあるようです。
なかでも、白神アロマ研究所さんのクロモジ蒸留体験ツアー、とても楽しそう。行ってみたい!

こんな感じで、知っている人は当たり前に知っていることを、この機会にたくさん学びたいです。勤めていた時は、時間の使い方の問題もありますがこうして関心をもっても調べる間も無く時間が経っていっていたので・・・(反省)。本棚にどんどん積ん読がたまっていくような、吸収すべきこといっぱいあるよ!という前向きさと、なかなか追いつけていない焦燥感と罪悪感があったので。
このnoteで、そうした私自身の学びを記録していきたいと思います。