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専門分野選択はどうしたら良い? その2

前回の「専門分野選択はどうしたら良い?」は多くの方から、「スキ」を頂いた。本当にありがとうございます♪

「専門分野選択で迷っている人が多いんだなぁ。」と改めて、行政書士試験が実務の「ジ」の字も関係しないことで苦心している人が多いことを実感した次第。

相続などの民事法務業務は、高齢化社会におけるB toCの実務という点でも需要が旺盛であることは誰でもが認識できるところですよね。

一方で、弁護士や司法書士といった他士業との業際問題を避けて通ることができないので、常に踏み越えないように気をつけながらの業務になるという宿命にある仕事です。責任を持って仕事を完遂するためには、実績もコネもない新人は、まずは弁護士や司法書士の先生とのコネをなんとか構築していかないといけませんね。

では、行政書士の独占義務である許認可申請業務なら問題もなく万全か?といえばそうとも言い切れない一面もあります。
そもそも許認可申請の電子化が急速に進んでいる上、医療法人設立管理関連等の高い専門性をベースとしたコンサルティング要素が求められる一部の分野を除いて申請自体の簡素化にも拍車がかかっているとも聞きます。

さて、個人的には自分の人生を棚卸しして、仕事選択の際の、will・can・mustを明確にし始めました。でも現在の行政書士業界のメイン業務はなかなかフィットしないです。まあ、前回記した通り、サラリーマンとして大企業の中のイチパーツとして仕事を回せるだけのスキルしか身についていないのだから、ベースとしてのcanが貧弱過ぎることが、全ての根源ではあるのですが、、、というわけでいつまで経っても専門分野の選択ができない状況が続いています。

とはいえ、行政書士は他士業法に抵触しない限り、今はまだあまり取り組まれていないニッチな課題解決を仕事にすることもできます。そういう視点も含めて今しばらく悩んでみたいと思います。

こんな普通のオジサンでも社会に貢献できる分野・仕事を見つけ出すことができると信じて。

ご意見頂けると嬉しいです。

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