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シリーズ30周年!今だからこそプレイしたい「星のカービィ」おすすめゲーム3選

2022年4月27日、人気ゲームシリーズ「星のカービィ」が第一作目から数えて30周年を迎えました。
ゲームをかじったことのある人なら、カービィのことは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
まん丸ピンクのボディに手と足が付いた、一頭身のシンプルなデザインのキャラクター。なんでも吸い込む食いしん坊。その愛くるしい姿から、現在も子供から大人まで魅了しています。

30周年を目前にして最新作「星のカービィ ディスカバリー」が発売され、ますます広がるカービィの世界。
そんな中、これを機にカービィのゲームをプレイしたい!と思う方。おそらく、膨大なシリーズ作品の中から何からプレイしたらよいのか悩んでいるのではないでしょうか。

今回はカービィと生まれ年が同じの筆者が、カービィの魅力を交えながら、
これだけはプレイしてほしい!というソフトを解説します。
この記事でカービィシリーズの魅力の一端に気づいていただければ幸いです。


星のカービィ その魅力

「星のカービィ スターアライズ」より

・ゲーム初心者に優しい操作感


ゲームとしてのカービィの最大の特徴は、アクションが単純で操作のしやすい点です。

まず、ゲームジャンルは基本的に横スクロールアクションゲームです。有名なスーパーマリオブラザーズと同様、画面の端のゴールを目指すため、クリア目標が分かりやすくなっています。

基本動作は移動、飛ぶ(ホバリング)、そして吸い込みです。

特にホバリングはゲーム初心者の救済と行ってもいいシステムとなっており、崖から落ちてもホバリングで一発アウトを回避することができます。
先述のマリオの場合は、崖から落ちると浮上できずにアウトとなってしまうため、ゲーム初心者にとって悶々とした気分になる障害物です。カービィの場合は簡単に飛び越えられるため、ストレスを感じる事はありません。

また、カービィは近づく敵を吸い込み、吐き出したり飲み込んだりすることが攻撃手段になります。代名詞ともいえるコピー能力は、特定の敵を飲み込むことで得ることができますが、これは後述します。


・代名詞「コピー能力」


カービィは敵を吸い込んで飲み込み、敵の特徴に合わせた能力で攻撃する事が出来ます。

例えば、火を吹く攻撃をしてくる敵を飲み込んだら「ファイア」、剣で攻撃してくる敵の場合は「ソード」をコピー能力として身に着けます。
コピー能力を利用した攻撃は、吸い込み&吐き出しよりも素早く敵を倒すことができ、爽快感のあるプレイが可能です。
また、シリーズによってはコマンド操作によって攻撃のバリエーションが多彩になり、ゲームをより楽しめる要素の一つになっています。

コピー能力は基本的な能力が66種類※(2022年時点)、派生も含めると、ゆうに100種類を越えます。シリーズごとに異なるコピー能力に出会える点も、このゲームの醍醐味と言えます。
※ 株式会社ハル研究所、株式会社ワープスター「ポケット版 星のカービィ コピー能力大図鑑 」参照


・カービィを取り巻くキャラクターたち


このゲームの魅力はカービィだけに限りません。敵として、味方としてカービィの前に現れる様々なキャラクターがゲームを盛り上げてくれます。
ここでは代表的なキャラクターを紹介します。

△ワドルディ
カービィと同じくまん丸ボディに手と足が付いたフォルムのキャラクターで、最初はステージ上で歩くザコキャラとして登場しました。
現在はカービィと並ぶコンテンツのマスコットキャラとしての地位を確立し、最新作では敵に連れ去られたワドルディを助ける事が目的という、ヒロイン的な役回りもこなしました。

△デデデ大王

「星のカービィ スターアライズ」より


カービィたちが住むプププランドの自称大王。ペンギンが服を着たような見た目と、得物のハンマーが特徴的なキャラクターです。
初代星のカービィでは最終ボスを務めました。カービィと様々な理由で敵対しましたが、時には仲間として登場することも。最近ではカービィのライバル的なポジションに収まっていますが、実は仲が良いのかも。


△メタナイト

「星のカービィ ディスカバリー」より


仮面の剣士。デデデ大王と同じく、カービィの前に敵として立ちはだかるときもあれば、仲間として協力する事もあります。
カービィと同じく一頭身ですが、その見た目のクールさからファンの間では「世界一かっこいい一頭身」と呼ばれています。



迷ったらこれ!おすすめゲーム3選


・星のカービィ スーパーデラックス


1996年にスーパーファミコン用ソフトとして発売されました。
このゲームの最大の特徴は、ゲームモードが7種類に分かれたオムニバス形式で、モードを自由に選んでプレイすることができます。また、シリーズで初めて二人同時プレイができるようになりました。

オムニバス形式、シリーズ最多の24種類のコピー能力を使える点など、プレイヤーを飽きさせない要素が盛り込まれて、今でもシリーズ最高傑作との呼び声が高いのです。

反面、ソフトの設計上、セーブデータが消えてしまうケースが多く、何度も最初からやり直したという話を聞きます。筆者も何度も泣かされましたが、それをひっくるめて非常に印象に残ったゲームです。

・星のカービィ 鏡の大迷宮


2004年にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されました。
先述のスーパーデラックスとは違ったベクトルで自由度の高いゲームとなっています。

従来のシリーズのようにステージを順番にクリアしていくのではなく、9つのエリアを自由に探索することができます。進め方がプレイヤーに委ねられるため、どこから攻略するか考えることも楽しみの一つです。

もう一つの特徴は、エリア内に異なる色のカービィが冒険している点。基本的には単独で行動していますが、携帯通信機のシステムを用いて呼び出すことで、一緒にエリアを探索することができます。
最大4人のカービィが同じ空間でわちゃわちゃする姿は、人によってはずっと見てられるのではないでしょうか?


・星のカービィWii


2011年にWii用ソフトとして発売されました。
据え置き用のゲームとしては、2000年に発売された「星のカービィ64」以来11年ぶりで、長年のファンから待ち焦がれていた作品でした。

本作では鏡の大迷宮以来の4人プレイが可能で、2P以降はワドルディ、デデデ大王、メタナイトを操作する事ができます。

新システムとしてスーパー能力が実装されました。敵を一網打尽にするだけでなく、障害物まで破壊する爽快感のあるアクションが特徴的です。

また、今でも根強い人気を誇るキャラクター「マホロア」が初登場しました。個性の強い新キャラクターは以降の作品でも登場し、シリーズの新境地を切り開いたゲームといえます。

終わりに

この記事を書き始めた日が、まさにカービィ30周年記念の日でした。
今回紹介できなかったゲームが多々ありますが、どれも自分の人生を彩ってくれました。心に残る思い出をたくさんくれたカービィに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

お伝えしたように、30周年の節目を前に最新作「星のカービィ ディスカバリー」が発売されました。今までのカービィのゲームとは異なり、本編初の3Dアクションゲームとして新たな境地を切り開いています。
従来の魅力はそのままに、新しい魅力を生み出していくカービィシリーズに、これからも目が離せません。

これを機に、カービィのゲームをプレイしてみて、魅力の一端を感じてみては如何でしょうか?


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