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【アルバイトからは要注意】(1/23)

毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび+」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になったニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
(苺:苺菓しえりさん 大:大谷邦郎)

苺:さ~て、今週のニュースは?

大:今日は、まず、こんなアンケート結果からご紹介しましょう。高卒就活を応援する株式会社ジンジブが、「現役高校生が選ぶ、理想のアルバイトランキング!」なるものを発表しました。

苺:おっ!面白そうですね。

大:そのランキングの結果を発表する前に、実際にアルバイトをしているかどうかを高校生に質問したところ、「している」が36.1%、「していない」が61.9%でしたので、今回の結果は、経験はしていないが、憧れている、と言う人が多いと思うのですが、さぁ、理想のアルバイトランキング、
栄えある第一位は・・・
「飲食店」でのアルバイトが、2位と倍以上の差をつけて1位となりました。

苺:確かに、飲食店のアルバイトと言うのはイメージしやすいかもしれませんもんね。

大:中でも、焼肉店やレストラン、カフェが人気で、理由としては「キッチンで料理や盛り付けなどをしてみたい・将来のために厨房で働いてみたい」などキッチンでの調理を希望する声が多かったことから、調査した株式会社ジンジブでは食べ盛りの高校生にとっては最も身近である職業であることも人気の理由なんだろうと分析しています。

苺:確かに、「まかない」料理などに憧れますもんね。

※参考:現役高校生が選ぶ、理想のアルバイトランキング!|株式会社ジンジブのプレスリリース (prtimes.jp)

大:また、こうしたアルバイトからそのまま就職に繋がった言うケースもありますし、そこを期待して、アルバイト先を選ぶと言う方法もあろうかと思いますが、今日は、そうしたケースで、少し注意喚起もしたいと思います。

苺:と、言いますと・・・

大:先日、建設現場が、女性の職人の皆さんにとっても、もっと働きやすい職場になるようにと活動を始められている一般社団法人女性技能者協会の代表の前中由希恵さんと少しお話しする機会があったんですが、この業界に職人として入ってくる若い世代の皆さんも、当初、アルバイトとして入ってきた、と言う方が多いそうです。例えば卒業間近となって「さて、仕事、どうしようかな?」と言うときに、「おい!若いの、良かったら、このまま、ここで働かいか?月、これだけ出すよ」と言われて、「あぁ、それだけの給料が貰えて、さらに、将来のために手に職がついていいなぁ」と、その世界に入っていくと言うのが、その流れなんですが、これって、就職ではなく、いわゆる「一人親方」と言う請負になるんですよね。ですから、保険や年金などの社会保障は自分で賄わなければならないわけですが、そんなことを若い皆さんは知らないし、分からない。また、仕事を頼む側も、ちゃんと分かってなくって、こうした仕事をし始めて何年も経ってから、自分はまったく保証がない状態だったと気付くと言うことが往々にしてあるそうです。

苺:例えば、ケガをして暫く働けなくなった時に「あれ?どこからも補償されない」と言うケースが出てくるわけですね。

大:その通りなんですよ。ですから、これから社会に出ていくと言う皆さん。もちろん、仕事とはどういうものか?と言うことは早くから学んでいただきたいんですが、保険だったり、税金だったり、そうした働くことに付随するものなどについても、合わせて学んでいっていただきたいと思います。

苺:私たちもそうした情報もお届け出来ればと思いますね。
では、ここで一曲お聞きいただきましょう。 
 松たか子 で 「レット・イット・ゴー」

※参考:女性職人が建設現場を変える!一般社団法人女性技能者協会を立ち上げたい。 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

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