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「はたなび+」今週のニュース(4/18)

「急がれる学校のDX化」

毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび+」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になったニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
(上:上田琴美さん 大:大谷邦郎)

上:さ~て、今週のニュースは?

大:「教育現場のDX、デジタルトランスフォーメーション」に関して面白いアンケート結果が出ましたので、ご紹介したいと思います。と言うのも、この後のミックスチャットのコーナーで、学び直し、特にITスキルに関してのお話しがある予定なので、その一つの参考になればと思い、ご紹介します。

上:は~い。では、よろしくお願いいたします。

大:調査をしたのは、教育現場のDXを推進する株式会社LearnMoreと言う大阪のベンチャー企業です。まず、先生方には、8割以上、先生用のタブレットは既に行きわたっているそうなんですが、毎日使用すると答えたのは78.1%で、毎日は使わないと言う回答が21.9%、ほぼ使わないと言う回答も3.3%ありました。

上:あら、もったいない。

大:そうなんですよ、使っている人は、「授業中に選択できる指導法が増えた」「子どもからの発信等双方向の授業ができるようになった」と言う声があがっているにもかかわらず、毎日は、使いこなしていない、これは、もったいないですよね。では、何故、使いこなしていないのか?その理由を、調査した会社では、こう分析しています。それは!先生が、あまりに忙しすぎるからなんだそうです。

上:いやいや、確かに、そうかもしれないけれど、DX、デジタルトランスフォーメーションって、忙しい人が、その忙しさを減らすために導入するんですよね。それが、忙しすぎて使えない、と言うのはおかしくないですか?

大:確かに、端末を使っての授業を準備するとなるとパワポを作ったり、資料をデジタル化しなければならないんですが、それは当たり前ですよね。先生方もそうした作業を面倒がっておられる訳じゃなく、授業以外の、事務作業だったり、会議・研修・打ち合わせなどの、比較的重要度の低い業務の負担が多い、と言うんですね。でも、そうした事務作業の効率化こそがDXの一番得意とするところ。なので、株式会社LearnMoreは「まずは授業よりも、校務の業務改善にICT端末を有効活用していくところから着手することが望ましい」と結論付けています。まさに、その通りだと思いますね。そして、まだITに苦手な先生方は、この後の「ミックスチャット」のコーナーをしっかり聞いていただければと思います。

上:は~い!私もしっかり学びたいと思います。さて、そんな頑張っている先生方に向けてエールを送る曲をおかけしましょう。先生と言えばこの歌、「金八先生」シリーズ1のテーマソング「贈る言葉」♪

※株式会社LearnMore
 株式会社LearnMore(ラーンモア)-トップページ | 教育リレーション事業・生産性向上事業・デザイン事業 (learn-more.co.jp)

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