「はたなび＋」今週のニュース (3/7)

「クソどうでもいい仕事」って・・・

毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび＋」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になったニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
（苺：苺菓しえりさん　大：大谷邦郎）

苺：さ～て、今週のニュースは？

大：今日は、本をご紹介したいなぁと思います。まず、昨年暮れに出版された講談社現代新書の「ブルシット・ジョブの謎」と言う本です。2018年にアメリカの人類学者が「ブルシット・ジョブ」と言う本を出版、その本が日本で出された際に翻訳された方のお一人が書かれたのが、この「ブルシット・ジョブの謎」と言う本です。非常に内容の濃い本なんですが、とりあえず、ボクが興味を持ったのは、そのタイトル。このブルシットって、日本語で何と訳すと思いますか？「クソどうでもいい」ですよ！知的な本であるはずの新書のそのタイトルに「クソ」ですよ！「クソ」！（笑）

苺：たしかに、それは気になる！（笑）

大：本の内容は、そんな「クソどうでもいい」仕事、例えるなら穴を掘るだけ掘って、また、埋めていくような、完璧に無意味で不必要な仕事が、むちゃくちゃあると言います。ボクも、そこそこ長い期間サラリーマンをしていましたので、そうした仕事があるのはよ～く分かります。実際、この本も、話題を呼んでいますが、「働きたい」と言う人に向けて放送をしているこの番組で、この本だけを紹介するのは心苦しかったので、フリーアナウンサーであり絵本の読み聞かせも行っておられる、甲子園短期大学の非常勤講師の山村雅代先生に、お仕事にまつわる絵本はありませんか？とお聞きすると、色々と挙げて下さいました。

苺：おぉ、それは、私も興味あります！

大：では、タイトルを言いますよ。
「いたずらのすきなけんちくか」「ゆくえふめいのミルクやさん」
「くまの楽器店」「105人のすてきなしごと」
そして・・・「なりたいものだらけ」。
タイトルは、こっちの方が断然いいですね。やっぱり、仕事は楽しいものにしたい、楽しく仕事するにはどうすれば良いか、ずっとこの番組では考え続けたいですね！

苺：本当に、その通りですね。さて、その山村雅代先生から、リクエストを頂戴しました。「閉塞感あるこのコロナ禍だからこそ、皆さんにも感じて欲しい」とのことです。では、おかけいたしましょう！
ルイ・アームストロング　で　「この素晴らしき世界」　♪