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【吸水ショーツが地球を守る?】(9/26)

毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび+」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になったニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
(苺:苺菓しえりさん 大:大谷邦郎)

苺:さ~て、今週のニュースは?

大:働き始めてまだ間もない人で、こんな人はおられないでしょうか?上司や先輩に「これ、やっとけ!」と言われて、やってはいるけど、これ何のためになってるの?と疑問を持ちながら、しぶしぶ仕事をしている・・・と言う人いませんか?

苺:確かに、仕事を始めて間もない頃であれば、そんなことを思うケースがあるかも知れませんよね?

大:よく喩えられるのが、なんでこんなレンガなんか積まないとあかんねん、つまらん!と愚痴を言っている人の横で、同じ作業をしていながら楽しそうにしている人がいる。君は何でそんな楽しそうやねん?と聞くと、ボクは、今、立派な教会を作っているからです・・・と言うように、仕事の目標が明確であれば、同じ仕事をしていてもモチベーションが全然変わってきますよね。今日は、そんなお話をしたいと思います。

苺:なかなか長いフリですね!?(笑)
 
大:と言うのも、男性の口からはなかなか言いにくいのですがサニタリーショーツ 、いわゆる吸水ショーツ Girls Leaptと言うブランドを手掛ける株式会社マーキットの運営責任者・宮口真由美さんから伺ったお話を、今回はご紹介出来ればと思ったからです。

苺:いわゆる、女の子のためのナプキン不要のショーツですよね。相変わらず、色々な方々に取材してはりますね~。

大:まず、なぜ、こうした商品を開発されたんですか?とお聞きしますと、娘のため、宮口さんのお嬢さんのためと言う回答だったんですが、これ、多分、皆さんのイメージとはちがう真意があったんです。

苺:うん?お嬢さんが、生理の日でも、気持ちよく、かつアクティブに過ごして欲しいからと言う思いでお作りになったのではないのですか?

宮口さんのお嬢さんがの娘がLeap Jumpしている画像(HPから)

大:ボクも当然そう思ったんですが、このお嬢さんがさらに成長された10年後20年後の地球環境を守り、ひいては、お嬢さんを守りたいんだ、と言うことでした。

苺:地球環境を守るために吸水ショーツを開発?うん??まだ、よく分からいんですが・・・

大:生理用の使い捨てナプキン、実は90%がプラスチック混合物でできているそうです。紙ナプキン1枚には、レジ袋4枚分に相当するプラスチックが使用されていると試算され、一人の女性が生涯に使用するナプキンは、およそ1万2000個にのぼると言われていますから、それはレジ袋4万枚以上にもあたります。

苺:そんなに!?今、プラスチックごみの削減が言われているのに・・・

大:このナプキン、発展途上国や、中国の農村部などでは、まだ普及していないそうですが、そうした地域や国々で普及し、使用後ごみになった際の地球環境を考えると、末恐ろしいと、宮口さんは考えられた、と言うことです。

苺:なるほど!そう言うことですか!!だからお嬢さんの将来のため、そうならないようにナプキン不要のショーツを手掛けられたと言うことなんですね。

大:その通りです。だからこうした商品を世界中に普及させたいと、宮口さんは、意気込んでおられました。

Girls Leap 宮口真由美代表

苺:確かに、地球環境を守るお仕事ですよね~

大:ですから、今、自分の仕事に悩んでいると言う方がおられましたら、この仕事は誰の役に立っているのか、誰を救うことになるのか、今のそのお仕事の、その「先」を描いてみる、と言うことが大事なんだと思いました。

苺:大きな視野を持っていただきたいですね。
では、ここで一曲お聞きいただきましょう。
今回大谷さんが取材されました宮口真由美さんからのリクエストで
Cher(シエール)の You Haven't Seen The Last Of Me ♪  

※Girls Leap
ナプキン不要のサニタリーショーツ | Girls Leap (girls-leap.com)





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