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【働き続けるには・・・】(10/16 OA)

毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび+」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になった
ニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの
周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
(苺:苺菓しえりさん 大:大谷邦郎)

大:まずは、苺菓さん、こちらの写真をご覧ください。
皆さん、イケメンぞろいでしょ!

(「ゲンバ男子」のサイトから)

苺:確かにカッコいい!これは製造現場で働く方々のお写真ですよね?
12人の男性が作業服、現場服でポーズを決めておられます。作業服も汚れていて、今まさに現場で撮影しました・・・と言うお写真ですよね。
で、右下には「ゲンバ男子」と言うロゴが入っていますが・・・

大:これは大阪産業創造館が中小製造業など技術の現場で働く若手人材の活躍を発信して採用活動を応援しようと言うプロジェクト、その名も「ゲンバ男子」と言う活動で、そのサイトのトップ画面の写真を今、苺菓さんにご覧いただいていると言うわけです。

苺:おぉ、そのサイトからピックアップしていただいた他の写真もご用意いただきましたが、確かに、作業服に身を包んだ方々の写真がズラリと並んでいますよね。あれ?中には女性の写真もありますね?

大:はい。今は男性に限らず「ゲンバ女子」と言って女性も取り上げられているんですが、このプロジェクト、今月で始まって10年!大阪市内を中心に実に140社前後を取材、女性を含め300人を超す製造現場で働く方々を紹介されてきたそうです。

苺:10年!息の長いプロジェクトですよね~

大:中小企業で、また特に製造現場に取材が入ると言うことは、実際のところはなかなかありません。しかし、こうやって撮影が入ることによって、現場スタッフの士気も上がり、経営者の方から「うちにも来て撮影をしい」と言った声もよくかけられると言うのも、分かります。

苺:このサイトのトップページ飾る写真にも「日本の産業を縁の下から支えるのは俺たちだ」と言うキャッチフレーズが描かれていますが、まさに皆さんの表情からもそれが読み取れますよね!

大:リスナーの皆さんも一度「ゲンバ男子」と検索してご覧いただきたいんですが、実は今回10周年を記念して、かつて紹介した人たちに、今改めて取材させて下さいと、担当者がいわゆる「振り返り取材」をされ、その内容を大阪産業創造館が発行する情報誌「Bplatz」の最新号で紹介されておられるんですが、ボクが面白いと思ったのはここなんです!

(Bplatz press 2023.10号)

苺:その情報誌もスタジオにお持ちいただきましたが、表紙もゲンバ男子の写真、巻頭の特集記事もゲンバ男子と言う10周年記念号となっていますよね。この中のどこが面白いと思われたのでしょうか?

(編集担当の脚ノ陽子さん)

大:このプロジェクトを長年担当されておられる脚ノさんにお話を伺うと、「かつて取材したあの人なら、今もバリバリ働いているに違いない」と言うある種の「編集者の勘」を頼りに今一度取材したところ「やっぱり今もおられた!」と言うことだったそうなんです。

苺:勘がドンピシャ当たったと言うことですね!

大:そうなんです。で、脚ノさんは何をもって「この人ならそこで頑張っているに違いない」と思ったか?そこが気になって伺うと「皆さん、仕事をやらされている感がなかった。皆さん、自主的にやっていると言うか、前向きで、チェレンジャーで、仕事が好きだ、と言う感じがあったからだ」と言うことでした。そして、もう一方で「経営者や上司との関係性が良さそうな方。当時から何でも話し合えてると言うような方であれば、今も働いているに違いない」と思ったそうです。で、実際に取材行ってみると、今は工場長にまで出世していたと言う方もおられたそうです。

苺:これから働こうと言う皆さんにも、大いに参考になる情報ですよね!

大:その通りですよね。やっぱり楽しんで働かなければなりませんし、企業側も、いかに従業員の皆さんと良きコミュニケーションをとっていくか、これが長く働く、長く働いてもらう秘訣だと思いましたね。

苺:今日10月16日は「ボスの日」でもありますので、ボスである上司の皆さんにも参考にしていただきたい情報でしたね。
では、脚ノさんからのリクエスト曲をおかけしましょう!
大阪の中小企業を舞台にした朝ドラ「舞い上がれ」の主題歌でもありました
back number で 「アイラブユー」♪

※参考:ゲンバ男子 | 製造業で働く良さを伝える情報サイト (kawasaki-sanshinkaikan.jp)

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