【要チェック!女性の現場服】(11/28)
毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび+」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になったニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
(苺:苺菓しえりさん 大:大谷邦郎)
苺:さ~て、今週のニュースは?
大:堺市に本社を置く三天被服と言うユニフォーム会社の東谷(とうこく)社長から先日伺ったお話をご紹介したいと思います。
苺:ユニフォーム会社、ですか?
大:作業着と言った方がイメージしやすいかと思いますが、いわゆるゲンバ服と言われるものです。
苺:例えば、工場とか、建設現場で着る作業のためのユニフォームですね。
大:その通りです。その会社の特長は、女性用の作業服を手掛けておられる点で、社長の東谷さんも女性です。
苺:作業服にも男性用、女性用、とあるわけですね?
大:いえ、かつては、女性用の作業服などはありませんでした。と言うのも、そうしたゲンバに女性はさほど存在しなかったからです。
苺:確かに!しかし、それは“かつて”のことで、今は、女性の方も多く、ゲンバで働いておられますもんね。そこで、そうしたニーズに目を付けたビジネスと言うことですね。
大:その通りです。それまでは、言わゆる男性用しかなく、それを女性が着用すると、分厚くてゴワゴワする、動きづらい、そもそもサイズが合わないので恥ずかしいと言う声があって、それを解決したいと新たに女性用作業着を開発されました。それも、ただカワイイだけじゃなく、女性が常日頃求めているような生地やカラーリング、さらに小物が入るポケットなど細かいところにまで配慮したデザインを実現しました。
苺:素晴らしい!!ゲンバで働く女性にとっては、ホントありがたい作業服ですよね!
大:・・・と、思いますよね。しかし、なんです!!
苺:何、何?しかし、なんなんですか?
大:東谷社長によりますと、事業を始めた頃、実際、現場で働いている女性の方に「こんな女性用作業服があるのですがいかがですか?」と聞くと「私は会社で女性らしさを出さないようにしているのに、なんでわざわざ目立つような服を着ないといけないのですか?」と言われて、すごくびっくりされたそうです。
苺:そうなんだ!(驚)
大:20年、30年前のことではありませんよ。女性用作業着が完成したのは2016年のこと。つい5~6年前のことなんですよ。それなのに、そんな声が上がる。早く、こうした環境を変えていく必要がありますよね。
苺:本当に・・・
大:ですから、モノ作りが好きで、そうした関係の会社に進みたいと思っておられる女子学生の皆さんにアドバイスなんですが、就活の際には、絶対、現場を見に行って、そこで働く女性の皆さんの作業服をチェックする、と言うのはいかがでしょうか?女性でありながら、どう見ても男性用の作業服を着さされているなぁ~と言う職場は、アウト!と、いち早く見切りをつけることをお薦めしますね。
苺:なるほど!その方法、有用かもしれませんね。
では、ここで一曲お聞きいただきましょう。
Emmy Meli(エミー・メリ)で 「I Am Woman」
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