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出でよ!ジャンヌダルク!!#19

パソナグループ代表 南部康之さん

「出でよ!ジャンヌダルク!!~女性経営者が未来を変える~」。
(毎月第一金曜日・午後7時~)https://www.be-happy789.com/ 毎回、創業間もない女性経営者にゲストとしてご登場していただき、 何故、起業し、そして、今後、何をして行きたいのかを、お好きな曲とともに根掘り葉掘りお聞きしていきます。2022年新年第一回は、スペシャルインタビュー!去年に引き続きパソナグループ代表の南部康之さんにご登場いただきました。

南部代表

今回のインタビューで、まず、お聞きしたかったのが「最近、若者の起業が減っている、これについてどう思うか?」と言うこと。
南部代表は、次のように述べられました。

「残念ですよね、僕はねこの歳になってもベンチャー、ベンチャー!人生はベンチャー!自分で事業起こして自分の人生の人事権を持つ。自分で自分の人事権、人生を自分で決める、運命は自分で作る。そのことがすごく大切。何も一部上場(企業)になった、あるいはすごい利益を生み出したとかそういうのがベンチャーの成功じゃない。ベンチャーの成功は、自分の人生を作ったかどうか」

そして、さらに、こうもおっしゃいました。

「若者は、強くならないと!心の中がしわだらけだはダメ!チャレンジをするって言うのはリスクがあると思うかもしれないけども、リスクの語源っていうのは“リジカーレ”、勇気を持って果敢に挑戦するその姿を言うとあるんです。前向きに、どんどん自分の思うような仕掛けを自分の力でやること。僕はそう思いますよ。20歳代でも心の中はしわだらけで、『あれも出来ない、これも出来ない』と言うのなら、それは100歳!心の中はしわしわですよ!」

そして、今回は、新年一回目と言うことで、これまでのゲストの女性起業家の皆さんの質問に答えていただく、と言う形をとりました。
まず最初は、おしゃれなオーダーメイド整形医療靴を手掛けられておられる
&MIKIの菅野ミキさんからの質問です。「仕事をする中で、自分の想いを伝える場面が多くあります。時には、伝えたい気持ちが強すぎて溢れてしまうこともしばしば。南部代表も熱いパッションをお持ちですが、相手に自身の想いを伝える際に、一番大切にしていること、気を付けていることがあれば是非教えていただきたいです!」。さて、これに対しては?

「僕はね、熱すぎることに遠慮はいらないと。パッションや情熱に遠慮はいらない、そう思いますよ」 

いやぁ~、短い言葉ですが「熱すぎることに遠慮は要らない!」心に沁みます!では、続いての質問です。
中高年世代専用の『バレエ』を活用した運動プログラムの教室を展開されておられますハピバス代表・藤井治子さんからです。「経営者を辞めたくなることはありませんか?」と言う質問。普段、なかなか聞けないような質問ですが、さて、これに対しては、どうお答えになられたか?

「これねぇ~、みんなに言いたい。自分で作った会社の創業者はね、白いキャンパスに絵を描くようなものだから・・・これはね~、一回味わったら、もうそれは趣味のように、また味わいたいんです。辞めたいなと思ったことないですよ。」 

南部代表は、今年70歳。起業家人生も、50年近くなるにもかかわらず、一度も辞めたいとは思ったことはないそうです。では、続いて、企業向けの健康と子育てをサポートする顧問助産師サービスを行っているウィズミッドワイフの岸畑聖月社長から。「人を採用する際のポイントを教えて下さい」と言う趣旨の質問を頂戴しました。

「やっぱりね~、一つはね、情の熱い人。物静かでそして口数少なくてもいいの。見れば分かる。目をね。目はね、人望を表すから、優しい目、きつい目、にらんだ目。綺麗な目、澄んだ目もいいんだけども、“深い人間の目”と言うのを基準にしてますね」

「匂いで分かる」ともおっしゃっておられました。経験のなせる業なんでしょうね。では、続いて、大阪を中心にエッグタルトの製造販売を行っておられるケンズパス株式会社の高好理紗社長からです。「会社の成長は、社員一人ひとりの成長が不可欠だと思います。南部代表が人材育成する上で、大切にされていることや、心がけておられることがあれば、是非教えていただきたいです」こうした趣旨の質問は他のジャンヌダルクの皆さんからも寄せられていましたが、さて、これに対して、南部代表は、どう答えられたのか?

「僕はね、どちらかといえば勉強できるわけでもないし、アイデアマンでもないし。行動力はあっただけで。何の取り柄もないし、AIだって分からない。出来なかったからこそ、出来る人を横に置きたいという気持ちと、出来なかったからこそ、なんとかなんとか学ぼうというそういう気持ちありました。(中略)一番最初に手伝ってくれた女子大生、アルバイトで来てくれた。それが今の妻。二人目は僕の親父。給料計算の仕方、社会保険の計算の仕方だとか、全部教えてくれた。そして次に、僕の友達が会社を辞めて来てくれた。どの会社も一流企業だったにもかかわらず。その友達は、今も全員残っている。彼らは、当時、給料も払えない状態だったにもかかわらず来てくれた。それは、『困っている人を助けたい』と言う大義名分、御旗がしっかりしていたからだと思いますね。(中略)仲間っていうかね、同志と言うのは、心で繋がっている。給与で繋がっているのであれば、給与が下がれば、簡単に離れる。しかし、心で繋がっていれば、そうそう簡単に離れないから」

いやはや、本当に、傾聴に値する金言のオンパレードでした。
南部代表、本当に、ありがとうございました。

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そんな南部代表から、プレゼントがあります。
株式会社パソナふるさとインキュベーション ヴィーガンスイーツ研究所が作ったヴィーガンマカロンのセットを3人の方にプレゼントいたします。ウメダFMのHP・プレゼントフォームから、ご応募下さい。

また、今回のオンエアでは紹介できませんでしたが、コトバノミカタ代表取締役・本下瑞穂さん、payton'sの社長・北東紗輝さん、マミークリスタル代表取締役社長・新田昌恵さん、株式会社ルーアンライト 代表取締役 大坪さやかさんからも質問を頂戴していました。
ご協力、ありがとうございました。

さて、次回の放送は、新年初回、2022年2月3日(金)です。
どんなゲストが、どんなお話しをお聞かせくれるのか?
皆様!!お楽しみに!(*^_^*)


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