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ドラマ『大豆田とわ子、、」の8話オダジョー(タカナシさん)のシーンで感じたこと。
『大豆田とわ子と3人の元夫』
よかったですね〜今季のドラマで1番好きでした。キャスト陣もですし、なにより坂元節が、もうほんと最高で、いろんな名場面、名台詞ありましたね〜。たくさんのひとがそれをSNSなどでアップしてられるので、おかげさまでそれをチェックしてはまだ少し浸っていることもあります。
まぁそんな名場面、名台詞とは少し違うんですが第8話のオダジョー演じるたかなしさんの、とあるシーンで私が感じたことです。
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周りからみれば成功者。
ほんとは、10代の頃から親の介護をして、大学へ行くのを諦め、気がつけば30代になっており、そんなときに今の会社の社長に拾ってもらう。オダジョー演じるタカナシさん。
「いろいろあった。」
その日は仕事で夜遅くまで会社に残り、同期とふたりでデスクの椅子に腰をかけながら、缶ビール片手に一息つき、疲れていたのもあったのか普段は話さないようなことをくちにする。
「いろいろあって。やんなきゃいけないこととか。」
わかってもらいたいわけじゃなかった。ついはなしてしまった
「なりたかった俺は、こんなんじゃねぇんだよ。」
それに対して同期はこう答えた。
「贅沢言ってんじゃねぇよ。いいよなお前は。」
と。鼻で笑いながら缶ビールをまた口に運ぶ。
「そのとき、二度と僕は人前で本音を言うのはやめた。」
..............
このやりとりをみて思ったこと。
「いろいろあってさ」
の、「いろいろ」の中には人それぞれに、一冊の小説ぶんくらいのはなしがあったりする(なかったりもする!←)
だから、簡潔に伝えられたひとのはなしを簡単にわかったふりをするのはやめよう。勝手にこのひとはこんなひとなのだと決めつけるのはやめよう。
パート先のガミガミ言いがち主婦のおばさまも、韓国から日本にきて5年目の仕事が周りの人に比べて雑な彼女も、
この人に褒められたこと…一度もないよな。ってな、不器用頑固な私の父にも
そのひとたちそれぞれに、
ストーリーがあって、
抱えたり、成し遂げたり、傷ついたり、つけたり、経験したことがあって
それぞれに
意思があって、正義があって、義理があって
そう、
ひと それぞれに
私が知らないストーリーがある
私が知らないダメなとこいいとこ、ものすごい努力や、忘れぬ怒りや、消えぬ悲しさや、抱えた傷や、そして優しさも。
きっとそれぞれにある。
本当のことなんて誰にもわからんのだから。
自分のことすら分からないこともあるのに。
誰かをののしるよりも、
想像力やユーモアさで、
自分の心を穏やかに、
平和にしていきたい。
そういうのがなんだか色んな場面で、
イマの世の中必要じゃね?っておもう
オダジョーは昔から大好きです。
家に帰ったらスーツ姿のオダジョーがシャツを腕まくりして料理して待っててくれんかな
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