工藤美咲

書くことが趣味です。書きたい時に書きたいことを。

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最近の記事

アイ・ラブ・ユーが疑えない

「あなたのそのままが愛しいよ」って。言葉で、仕草で、伝えてくれる。きみからの甘くて手触りの良いメッセージたちを、警戒することなく鵜呑みにしてしまうのは、わたしがそんな愛情表現を待っていたからってだけじゃないと思う。わたしは案外ばかじゃない。 騙されているかもって感じがない。こんなに都合よく甘やかされているのに。ちゃんと本心で思ってくれていることを言ってくれている。そう思うし、どうやら本当にそうなのだ。すこし不思議だけれど。 きみの言葉や仕草には、わたしが安心できるだけの説

    • 「書きたーい」だけが強くある 2024/9/10の日記

      「なんか書きたーい」と漠然と思ってしまう。 「このことについて書きたい!」ではなくて、「なんか書きたいな。書けたらいいな。何かを…できるだけ良い感じに…」くらいの、ざっくりした感覚で。 今日は仕事が休みだった。久々の二連休の初日。 今週末は恋人と会えるから、今日はできる限りお金をかけずに楽しいことをしたい。……それじゃあ、図書館に行こう。読み切れていない本や、紙とペン。日記ノートやレターセットも持って。うんうん。行こう。そう思いついて、持ち物をぎゅっとトートバッグに詰め込

      • 短歌・ラムネの瓶

        適温の待合室で甲子園中継を見た三者三振 「いなくなりたい」とつぶやく本音でも嘘でもなくて自傷のように 「笑顔には上手も下手もないじゃない」「そうだね(きみは器用ね)ごめん」 ちょうどいい不幸はどこかきもちいいそりゃ幸せになれないわけだ ラムネの瓶みたいだずっと胸にある違和感を吐くこともできない 現状の維持ができたら、生きてたら、上出来だから、だから、だまって 雲のない青空がちゃんと嬉しくて大丈夫まだわたし、まともだ

      アイ・ラブ・ユーが疑えない