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LUKEWARM WIND / BLOODTHIRSTY BUTCHERS
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1994
メジャーデビュー作品の3rdアルバム。
このアルバムとcoaltar of the deepersのSINKING SLOWLYを池袋WAVE(rip)で買った。
ブッチャーズはストレート・アヘッド2で名前だけ覚えてたけどディーパーズは全く認識なかったから、たぶんなんとなく買ったと思う。
ディーパーズは薄いプラケースとジャケ買いのような気がする。
ブッチャーズは色合いとか意味不明なにわとりジャケットのインパクトもあったのか?名前知ってたからか?
この時も圧倒的にディーパーズを気に入ったから、そこまで記憶に残らずなブッチャーズ。
田舎から出てきて開放感満載な時期で当時はタワーレコードみたいな外資系で売ってるものに振り回されてた。
浮ついているので凄いものを凄いと気づかない。
もしくは感性が貧しいか。
グランジやスカとかブームみたいな時期でニルヴァーナとかパールジャム、マイティーマイティーボストンズとかフィッシュボーンみたなのを聴いたりした反面、自分が当時やってたバンド界隈ではこてこてのパンク/ハードコアでオルタナなのとは接点がなかった。
当時、自分はアンチノック、20000Vでやってたからブッチャーズなんかは見れる機会があったはず。
20000Vで見たハイスタンダード(右側の外音用スピーカー前で見てて気分悪くなって離脱。そこでしか見れなかったぐらい客がパンパンだったような)のライブはもしかしたら?
上記で挙げたグランジやスカなバンドはすぐ慣れるけどブッチャーズはグランジな雰囲気もあるけど違和感があった。
なによりストレート・アヘッド2の頃とは全然別物になってる印象が強かった。
シングルカットになりそうな曲はないし(メジャーのイメージはシングルカット)、曲名もなだかかなしいとかDON'T BREAK MEとか卑屈な感じがしたりするけど音が硬質でかっこいいと思ったのが当時。
レンチやニューキーパイクスとかFUGAZIやSTEEL POLE BATH TUB、海外ツアーで見たものを還元したのがこのアルバムだとすれば異質なのは明らか。
LOST IN TIMEなんかは馴染みが無い。
オルタナティブなブッチャーズはこれで完結したと思うし、それは1stからここまでリリースした音源を聴くと充分なぐらい。
そう考えるとメジャー1発目でそれまでを完結させる時点で普通じゃないし、リリースしたTOY'S FACTORYも素晴らしい。
でも圧倒的なのはブッチャーズの行動力と意思。
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