髪はおんなの命だと、朝から思った
いつもは自分で起きてくる娘さん。
今日は起きた気配が部屋から感じられません。
普段は『自分で起きて来い!』主義の私ですが、
登校15分前、さすがに部屋をのぞいてみました。
大の字で爆睡中。
人間は驚くと一気に、頭も体も作動するのですね。
時間を伝えたら、カエルのように飛び起きました。
こんなに時間がなくてもやるべきことはやるのが、我が娘。
何をやるかって?
「髪は女の命」、って言葉を証明してくれることです。
この場に及んで、前髪を濡らしてカールを巻いてドライヤーしています。
そして前髪にカールを巻いたまま、出かけました。
前髪、命。
前髪で思い出しました。
4歳ぐらいの頃、母にオンザ眉毛で前髪を切られ、『変になっちゃたよ~~』大泣きしたこと。それも裁縫で使うハサミで切ったものだから、パッツン一直線のオンザ眉毛。
注:オンザ眉毛とは、眉毛がかくれることなく全部見えてしまうこと。
4歳にして美意識高めでした。
中学生、高校生の頃は、前髪だけでなく髪ゼンタイに意識が向いていきました。
そのころの流行は、いわゆる聖子ちゃんカット。
クラスメイトみんな、同じ髪形でした。
そして毎朝の儀式(ルーティン)はドライヤ―と格闘すること。
手首のスナップをきかせブラシをグルんグルん回しながら、サイドの髪を横に横に流し続けてました。
腱鞘炎にならなかったのが不思議です。
20代前半になると、なつかしいトサカ前髪の登場です。
ここでトサカ頭という単語が理解できたあなたはバブル世代。
トサカ頭?という方は、平野ノラさんをイメージしてみてください。
前髪をにわとりのトサカのように立ててカールして、少し残った前髪はすだれのように薄くするのです。(今はシースルーと言うらしい)
そしてトサカをヘアースプレーでしっかり固定、これで夜までくずれない、ニワトリもビックリなトサカ頭の完成。
ついでに言えば、後ろ姿はソバージュか、ストレートロングしかいなかった。
そんな時代でした。
カラーリングデビューは20代から。まじめだったので、ビールやオキシドールで茶髪にしたことなかったです。
オレンジ色でヘアーマニキュアをしました。光に当たるとオレンジ色に見えるだけでしたが。
今はピンクとか紫とかアッシュグレーとかカラーバリエーションもたくさんあって、一度はチャレンジしてみたいと密かに思っています。
韓国に来てからは、美容院に行くのが恐怖です。もともと得意ではないのですが、輪をかけて恐怖になりました。(韓国美容院のエピソードはまた記事にしようっと)
子育て中は、とにかくお手入れ楽ちんを第一優先に求め、今もその延長線上にいます。
もともと細くて(体じゃなくて髪の毛ね)、猫毛、おまけにくせ毛と、そろいにそろっているので、セットしてもいつも同じようになってしまい、最後には一つに結ぶスタイルに。
少しでも見栄えが良くて、手入れが楽な、そしてどうしたらボリュームアップ(特に重要)するかを模索中。
いくつになっても髪は女の命ですね。
あっ、男の人にとっても命だと思います。
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