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阪和線天王寺駅ホームのうどん(1月19日(土))

(写真は、阪和線天王寺駅高架ホームの朝です)

#阪和線天王寺駅ホーム #初めての長距離旅行 #特急こだま #食堂車

 

初めての長距離旅行は、和歌山の親戚に行った時です。1964年8月、東京オリンピックや新幹線、首都高が完成する前でした。大阪までは、7時発東海道線の特急第一こだまでした。


父親と一緒でしたが、当時入手困難だった特急券、それも1等(今のグリーン車)でした。2等が取れなかったのかも知れません。食堂車で食事をして、東京から大阪まで6時間半、一生に一度の経験でした。


それまでは、学校の旅行で志賀高原や会津などには行ったことがありましたが、家族旅行はほとんどしていませんでしたし、日帰りでも、箱根や鎌倉などに行っただけでした。


和歌山の親戚は、御坊の手前、紀伊由良というところだったので、当時、東和歌山(今の和歌山)から先、非電化区間を、蒸気機関車のけん引する客車列車に初めて、乗りました。


夏の暑い時期でしたが、トンネルに入ると、あわてて、窓を閉め、煙が入らないようにするなど、何から何まで、珍しい体験でした。それでも、煙は容赦なく、入ってきました。


このときか、翌年か、定かではありませんが、天王寺駅の阪和線ホームで食べた、立ち食いうどんの美味しさは今でも忘れられません。初めての関西風うどんでした。


今は、JR西日本系列のチェーン店です。それはそれで美味しいのですが、かつては店ごとに特徴があり、天王寺駅のうどんは有名だったという話を聞きました。

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