目白駅から(ほぼひとりごと(2020年11月12日(木)))
(写真は、目白駅から池袋駅に向かう線路沿いの細い道を撮ったものです)
目白駅は、山手線の駅の中では、地味な駅のひとつです。駅前にあるのが学習院、学バスですぐの日本女子大などがあり、繁華街ではありません。大きなお屋敷が並ぶ地域にも近い駅です。
駅前を走るバスには、練馬の方から来て、お屋敷街の関口、下町の雰囲気がある江戸川橋から、曙橋を通って、靖国通りを走る新宿駅西口行の路線があります。210円で出来る東京見物コースです。
西武新宿駅から高田馬場までと、目白駅までの一部区間は山手線沿いの新しい道路が整備され、新大久保駅や、高田馬場駅周辺の少しの区間を除いて開通し、歩道も整備されている散歩道です。
目白駅から先には、立派な散歩道はありません。建物と線路の間を入っていく細い道があるだけです。山手線沿いとは思えない風情ですが、複々線になっている線路を通る電車を眺めていると飽きません。
行違う時、どちらかがよけないといけないような細い道ですが、抜け道になっているわけではないようで、人通りも多くありません。目白駅近の秘境のような雰囲気の場所を見つけることができました。
池袋駅までの間も、真っすぐではなく、曲がりくねった細い道をたどり、池袋駅に向かう西武池袋線のガード下をくぐると駅の上に出来た西武鉄道のビル。もう一回ガードをくぐると、池袋駅東口の繁華街です。
歩きやすい散歩道も良いですが、どこに向かっているのかわからない細い道も悪くありません。しばらく、立ち止まって線路を眺めていました。山手線の電車は来ましたが、誰も通りませんでした。