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季節を感じるのはコンビニで(ほぼひとりごと(6月19日(水))

(写真は、近所のローソンに登場した鰻予約のポスターです)

#営業戦略に乗せられて #土用の丑の日 #みんなと同じが安心


花やツバメだけでなく、季節を感じるのはコンビニです。お中元のポスターの隣に登場したのは、鰻のポスター。今年の土用の丑の日は、7月27日土曜日になります。


24時間営業のコンビニが登場したのは、結構古く、1970年代の中頃だったようです。いつの間にか、まわりにコンビニが増え、便利に使うようになり、存在感がどんどん増すことになりました。


コンビニでは、基本的には定価販売で、限られたスペースに、売れる商品を選んで並べているので、人気がなくなると、店頭から消えるなど、商品の栄枯盛衰がはっきりしていました。


恵方巻を知ったのは、コンビニのキャンペーンでした。西日本では古くから、節分に食べる習慣があったようですが、東京にも広めたのは、コンビニのおかげ、影響力の大きさを感じました。


土用の丑の日の鰻は、以前から、恵方巻より全国区だったと思いますが、鰻屋の宣伝材料だったのが、コンビニのおかげで、日本国民全体を巻き込むような季節行事になってしまいました。


鰻の稚魚不足や高騰、残った商品の問題などが例年報道されるなど、逆風もありますが、牛丼店の鰻丼キャンペーンや、スーパーもふくめ、今年も変わらずに、狂騒曲が始まるようです。


アメリカで、たまごっちを買う行列を見た時、何処も同じだなと思いましたが、営業戦略に乗せられていれば安心というのも考え物ではないかと思いながら、鰻のポスターを眺めました。悩ましいことです。

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