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豚組(ほぼひとりごと(2021年1月6日(水)))
(写真は、西麻布の裏通りにあるとんかつ屋さん、豚組です)
西麻布の裏通りには、隠れ家のようなお店がいくつかあります。中には、看板もなく、知らない人にはたどり着けない店もあると聞いています。豚組というとんかつ屋さんを見つけたのは10年以上前でした。
とんかつ屋さんは、ラーメン屋さんや街中華、定食屋さん同様、男性が一人で入れる店というイメージが強く、ボリュームが売り物になっている店も多くありましたが、豚組は根本的に違いました。
上野にあるぽん多のような値段が高く、丁寧に揚げる店もありますが、豚組は素材である豚肉にこだわり、それぞれの特徴に応じて、揚げ方も変えているようです。とんかつ屋さんのイメージはありません。
今では、いろいろなところで目にすることがある、三元豚とか、黒豚とか、イベリコ豚などを小さく揚げ、食べくらべができるメニューもありました。確かにそれぞれに違った味のような気がしました。
このところ、ネットで紹介されるとんかつ屋さんも、豚組のようなこだわりの店か、ボリューム満点のとんかつ屋さんが多く、中間にあるような、上野ぽん多や井泉にような老舗が目立たなくなっています。
当たるとすぐに拡大し、あちこちにできる高層ビルのレストランフロアにも、初出店としてアピールされている店も多いですが、豚組は六本木のしゃぶしゃぶ店、しゃぶ庵のほかには拡大していないと思います。
こだわりのとんかつ屋さんのジャンルとしては、早い方だったのではと思います。工夫次第によって、とんかつの可能性も大きくなることができると気づきました。久しぶりに行ってみたくなりました。
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