古くなったアパート（ほぼひとりごと（２０２１年４月２５日（日）））

（写真は、代々木駅から西参道に抜ける道沿いにある古いアパート。廃虚のようになっていました）

#古いアパート #代々木 #空き家

代々木駅から西参道に抜けている道には、古くからの建物が並んでいます。少しづつ建て替えられ、新築の建物もありますが、なかには、使われなくなってしばらく経った建物もいくつかあります。

写真のアパートを裏から見ると、入居者が誰もいないことがわかります。退去してからしばらく時間が経っているようです。表側は事務所になっていますが、こちらは現役と言っても良いくらいです。

数軒先には、営業を止めてからしばらくそのままになっていたクリーニング屋さんがありましたが、こちらも建物がそのままで、器材などは片付けられ、使われないまま、放置されています。

いろいろな事情もあるのではと推測しますが、街の世代交代は簡単には進まないようです。新宿や渋谷に近く、地価の高いこのあたりですから、利害関係も複雑になっているのだとは思います。

かつては、住宅が中心だったと思いますが、少しづつ、オフィスやお店も増えてきています。このアパートが出来た時から、この街に、どんな変化があったのか、面白い想像も出来そうだと思いました。

このあたりから、数百メートルの、西参道と甲州街道の交差点近くの新宿区西新宿には、６５階建ての高層アパートも計画されています。そのころには、もっと劇的な変化があるかも知れません。

今のところは、空き家になっている、古いアパートが壊される気配はありません。しばらくの間は、新旧とりまぜた街が残ることになりそうです。大事にしなければいけないのは、二度とこない今だと思いました。