新宿の喫茶店(ほぼひとりごと(2021年6月24日(木)))
(写真は、甲州街道沿いにある喫茶店。分煙され、喫煙エリアは密になっていました)
甲州街道沿いのビルの2階にある新宿の喫茶店。窓を開けて換気が出来るようにしています。平日の午前中、ゆったりとした空気が流れています。何回も前を通ったことがありますが、今まで気づきませんでした。
新宿駅西口にも、何軒か古くからの喫茶店が残っています。すでに閉店したり、雰囲気が変わった店もありますが、ずいぶんと前からあったのだと思うお店があります。この喫茶店もそのひとつです。
窓際のエリアは閑散としていますが、奥のエリアは満杯です。少なくなった分煙の喫茶店、タバコの吸える席は密になりそうなほどでした。喫煙席は入り口の横なので、煙を吸わないと禁煙席にたどり着きません。
それでも、窓を開けているなので、地下の店にくらべ開放感があり、座ってしまえば、窓際の席は快適でした。結果として、分煙がうまく機能しているお店になっているような気がします。今どき珍しい喫茶店です。
街にはスタバのようなチェーン店のカフェや、コメダ珈琲店のような喫茶店が増え、この店のような個人営業の喫茶店が減っていますが、入った途端に、別世界のように感じる喫茶店の存在は貴重です。
学生時代の喫茶店は長時間粘る場所でした。今は、カフェでのパソコン作業や、井戸端会議のようなおしゃべりの場になっていますが、クラシックな喫茶店で静かにコーヒーを飲むのも悪くありません。
たまたま、見つけた甲州街道沿いのクラシックな喫茶店。愛煙家のオアシスになっていましたが、甲州街道を走るクルマを眺めることができる禁煙席もそこそこに快適でした。また、行ってみたいと思いました。