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首都高下に咲く椿の花(ほぼひとりごと(3月27日(金))

(写真は、代々木三丁目バス停前の首都高下に咲いた椿の花です)

#椿の花 #首都高下 #ホームレス


一日中クルマが通行している首都高4号線の下に椿の花が咲きました。毎年、咲いていたのだと思いますが、前を通るだけ、あまり、気にしたことはありませんでした。この間から、きれいに咲いています。


盛りは過ぎた感じで、元気のなくなった花も見られますが、夜の街路灯の明かりの下で咲く椿の花は見ごたえがあります。大して、陽も当たっていないような、首都高の下ですが、見事なものです。


甲州街道から参宮橋までの間、首都高下は、駐車場や、小公園、消防団の資材置き場や放置自転車置き場などに使われています。氏神様の代々木八幡がお祭りの時には、小公園におみこしが飾られます。


小公園は、夜間閉鎖ですが、10年くらい前までは、もう少し広く、しかも、24時間空いていて、ホームレスも住んでいました。ご夫婦もいて、私物をきれいにまとめ、整然と暮らしていました。


近所のスーパーで見かけたこともあります。小ぎれいな服装で買い物をしているところで、どこかで見た人だなと思いました。どういう事情で、ホームレスになったのか、不思議に思うくらいでした。


公園が、放置自転車置き場になり、施錠されるようになると、明治神宮の横、今、ポニー公園のところに引っ越し、そこで暮らしていました。銀杏を拾って、売ったり、たまには、麻雀をしていたこともありました。


そこも追い出されあとは見ることはなく、その後はわかりません。そんな首都高下の一隅に咲いている椿の花です。じっと見ていると、生命力がみなぎっているような感じでした。負けないようにしたいものです。


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